「5年内に朝鮮半島で大きな変化」 龍谷大の李相哲教授が講演 仙台「正論」懇話会

引渡式が行われた海上自衛隊の潜水艦「たいげい」=9日午前、神戸市兵庫区の三菱重工神戸造船所(彦野公太朗撮影)

海上自衛隊の新型潜水艦「たいげい」が9日、就役した。中国の海洋進出を念頭にした防衛力強化のため、政府が目標として掲げてきた潜水艦を16隻から22隻に増強する計画が完了。たいげいは神奈川県の横須賀基地に配備され、日本周辺の警戒監視に当たる。

建造した神戸市の三菱重工業神戸造船所で9日、同社から海自への引き渡し式と自衛隊の編成に入ったことを示す自衛艦旗授与式を開催。

海自によると、たいげいは基準排水量3千トンで全長84メートル、全幅9・1メートル。乗員は約70人。建造費は約800億円。海自が運用する潜水艦としては「おやしお」型(2750トン)、「そうりゅう」型(2950トン)に続く「たいげい」型の1番艦。「大きな鯨」が名称の由来となっている。

たいげいはリチウムイオン電池で長時間航行が可能になり、静かに移動する能力などが上がった。

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「モリタが来てサンタクララは変わった」「日本人でいなきゃいけない時と…」大西洋の離島で守田英正が愛され、評価を上げたワケ〈現地取材〉

ポルトガル本土から西へ1500km。海の彼方に佇む辺鄙な島にあったのは、美味な魚介スープと過酷なサッカー環境。欧州らしからぬ欧州で戦う日本代表戦士のもとを訪ねた。スポルティング移籍が決まった守田英正。ポルトガルの名門の内情についての新着記事と、昨季サンタクララでの守田の奮闘ぶりを追った雑誌記事について、これまで有料公開していた記事を特別に無料公開します。(全2回/#1も)<初出:Number1050号『<サンタ・クララ現地ルポ>守田英正「大西洋の火山島と日本人」』> 【貴重写真】サンタクララで愛されまくりだった守田のヒゲがない大学時代。スポルティングのユニ姿でニコニコ…日本代表に欠かせないMFのプレーを懐かし写真で振り返る  ポルトガル語なまりの機長のアナウンスが流れ、小窓から外を眺めた。  薄い雲の隙間を飛行機は飛んでいく。蒼い海と大地が見えた。島の上部は濃い緑で覆われていて、ところどころに集落が白い点となって続いている。  島の上に虹がかかっていた。奥地では雨が降りはじめる頃だろう。  アソーレス諸島は大西洋の真ん中に浮かんでいる。捕鯨やマグロ漁で栄えた島々はポルトガルの一部ではあるものの、本土からは1500km離れている。首都リスボンから飛行機で2時間半。大洋に隔てられ、欧州世界から断絶された島々には、いまも独特の風土が残っている。  守田英正は同諸島最大のサンミゲル島で日々を過ごしている。  島は復活祭を前に賑わいをみせていた。欧米からの観光客もいる。コロナの時代に溜め込んだ、人間の旅する欲求があたりに満ちていた。  アソーレス諸島の人口は24万人、その半分以上がこの島に住んでいる。最大の町ポンタ・デルガダは白黒の石畳が続いていて、ゆったりとした時間が流れている。道ゆく人々も素朴で、着飾った人はいない。  その午後には島のチーム、サンタ・クララの試合が控えていた。市街地から北東へ、10分ほど車で進んだところに、エスタディオ・デ・サンミゲルはある。  牧歌的なスタジアムには地方の運動公園の趣が漂う。道路からは試合が丸見えで、すぐそこで牛の群れが牧草を食んでいる。  もくもくとした湯気とともに、旨そうな匂いが漂ってきた。売店の前でサポーターが試合前の腹ごしらえをしている。 「豚サンド」と老サポーターは言った。 「旨いぞ。じっくり煮込んである」  日本人は珍しいのだろう、誰もが好奇の目を寄せてくる。日本人サッカー選手という存在がもはや珍しくなくなった欧州では感じられない、懐かしい視線だ。  二人組の若者が教えてくれた。 「モリタは今日は途中からだね、怪我してたみたいだから。でもタガワは先発だ。彼も、若いけどいい選手だ」  サンタ・クララには今冬移籍してきた田川亨介もいる。対戦相手のエストリルには食野亮太郎も。大西洋の彼方で日本人3人がリーグ戦を戦う、2022年とはそんな時代なのだ。  後半半ば、守田が監督に呼ばれた。スタンドから拍手が湧く。背中の選手名はHIDE。守田は4-4-2の右ボランチに構え、あたりの敵を潰しながら、機を見ては相手エリアへ飛び込んだ。チームの心臓部にどんと構える姿に頼もしさを感じた。

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周辺11市長がコースを貸さないよう嘆願も…リブゴルフ第2戦が何マイルも渋滞するほど盛況だった理由

オレゴンにPGAツアーのスターたちが来たことはなかった  賛否両論の大喧騒の中、米オレゴン州ポートランド郊外のパンプキンリッジGCで開催されたリブゴルフ第2戦(6月30日~7月2日)は、ブランデン・グレースが勝利を飾り、個人戦優勝賞金400万ドル(約5億4000万円)を獲得。日本の香妻陣一朗は6位に食い込み、80万ドル(約1億800万円)を手に入れた。 【レア写真】次戦会場で“オーナー”トランプ前大統領がMLBレジェンド2人とニコパチ  今大会の開幕前、ポートランド市とその周辺を合わせた11市の市長らは連名で、パンプキンリッジの所有会社であるエスカランテ・ゴルフへ嘆願書を送り、リブゴルフの開催コースとなることを辞退するよう求めていたという。  結局、その懇願は聞き入れられず、リブゴルフ第2戦が開催される運びとなると、9.11同時多発テロ犠牲者の遺族代表団は試合会場へ抗議に訪れ、リブゴルフとその背後にいるサウジアラビアに対する激しい批判の声を上げた。  遺族代表団は「フィル・ミケルソンやダスティン・ジョンソンらは、私たち遺族と向き合って話をする勇気は、きっとないだろうけど」と言いながら、リブゴルフ参加選手たちに遺族集会へ足を運んで遺族と対話することを必死に呼びかけていた。  そんなふうにリブゴルフに強い反意を唱える声が開催地やその周辺から聞こえてくる一方で、蓋を開けてみれば、パンプキンリッジには大勢のギャラリーが殺到し、最終日は周辺一帯の道路が大渋滞となってパニック状態に陥ったという。  リブゴルフの大会は48名の選手たちがショットガン形式(プレーヤーが1番や10番以外の途中のホールにも散らばり、同時にスタートすること)で一斉にティーオフするため、ギャラリーもほぼ一斉にコース入りを試みる。  そのため、試合会場の駐車場の入り口前にはギャラリーの車が長々と列をなし、その列はコース周辺からフリーウェイ(高速道路)の出口まで、さらにはフリーウェイ上まで延びていき、何マイルにも及ぶ長蛇の列ができて身動きできなくなったそうだ。  中には「お父さん以外の家族全員が車から降りて、フリーウェイ上からパンプキンリッジまで歩いて行った」といった人々もおり、運転手として車に残った人は「2時間も3時間もトイレにも行けず、フリーウェイ脇の茂みをトイレ代わりにした」そうである。  米国民の間からサウジに対する反感や反論が強く上がっている中で、そんな大渋滞に巻き込まれながらもリブゴルフ観戦に訪れた人々には、「ただ単純に私はゴルフが好き」「純粋にゴルフトーナメントを観たい」「トッププレーヤーのゴルフを目の前で見てみたい」等々、リブ批判派とはまた別の考えや思いがある様子だ。  米メディアによれば、「これまでオレゴンにPGAツアーのスター選手たちが来たことがなかったから是非とも見たい」という声もギャラリーからは聞かれたそうだ。 「米国民の誰もが税金を納め、その税金は政府や国を通じて他国へ何らかの形で供出され、そのお金が世界のどこかで武器や爆弾の製造に使われることだってある。だから、ゴルフ観戦を楽しむときに、その大会がどこのお金で成り立っているかを言い出したらキリがない」と自論を展開する人もいたという。

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2日の広島戦、巨人の投手起用に大きな疑問【柴田勲のセブンアイズ】

ヤクルトの“大独走”  現在のセ・リーグの状況を開幕前に誰が予想しただろうか。ヤクルトが独走、いや“大独走”に入っている。セは1強5弱の状態になってしまった。 【秘蔵写真】「リーグ5連覇」「全球団勝ち越し」……いまだ破られない偉業も…… プロ野球監督別「優勝回数ランキングベスト10」  巨人は6月26日に自力優勝の可能性が消滅した。2リーグ制後、自力Vが6月中に消えたのは2003年の6月27日の1度だけだ。2リーグ制後の最速だ。    ヤクルトが7月2日に優勝マジック「53」を点灯させた。鶴岡(一人)さんが南海で指揮を執っていた1965年7月6日を抜き史上最速記録だという。前代未聞の一言だ。  ヤクルトは3日もDeNA戦を大勝して優勝マジックを「51」とした。おまけに54年の南海以来、68年ぶりの14カード連続勝ち越しとなった。  巨人とヤクルトとのゲーム差は「13.5」で08年の大逆転V「メークレジェンド」の13を超えた。もはや大逆転Vなんてありえない状況だ。それにマジックが一度出ると思ったよりも早く減っていくものだ。 あくまで目指すは大逆転V  巨人は3日の広島戦(マツダ)、負ければ3位転落のピンチだった。だが、3点を先行されながらも大城卓三の一発、坂本勇人の2打席連続本塁打などで7回に勝ち越し、その裏に同点とされたが8回には吉川尚輝の適時二塁打で再び勝ち越し、さらに9回、丸佳浩の本塁打でダメを押した。  8、9回を平内龍太、(翁田)大勢で締めくくった。連敗は3で止まり借金生活を免れたが最大11あった貯金は1となった。  5日からはヤクルトを東京ドームに迎えての3連戦だ。村上宗隆を中心にした打線は勢い、破壊力がある。投手陣にも相乗効果を生んでいる。点を取られても取り返してくれる。先発陣にもそれほどのプレッシャーはかからないだろうし、中継ぎ陣はよく整備されて強力だ。  巨人、確かに優勝は絶望的となった。だがここで2位を確保するとか、クライマックスシリーズ(CS)進出を狙っていくといった戦い方ではダメだ。  あくまでも大逆転Vを目指す戦いをしていく必要がある。原辰徳監督以下首脳陣、そして選手たちもいまの置かれた状況を口に出さないものの充分承知している。緊張感が切れる寸前だろう。そんな時に手綱を緩めたら落ちる一方だ。ダメ元で全力を尽くすしかない。  それにCSに進出したらヤクルトと対戦する可能性が大いに出てくる。「やはり巨人は強い。手ごわい」、「イヤな相手だな」と思わせることが大事だ。勝負事は相手にマウントを取られたら不利になる。

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金子総務相、KDDI障害対応で「技術に精通した職員を現場に派遣」 SNS上の「素人が足引っ張った」批判に反論

 7月2日にKDDIで発生した大規模通信障害での対応を巡り、金子恭之総務相は7月5日の記者会見で、現場に技術に精通した職員をリエゾンとして派遣したことを明らかにした。金子総務相は3日の臨時会見で「当省の幹部をKDDIとの連絡要員として、新宿KDDIビルに派遣し、対応に当たらせた」と発言。この対応にSNS上では「バカな政治家がやる悪手。素人が現場に入れば復旧の邪魔になるだけ」「こういうのが現場にきたら作業遅れる原因になる」など批判の声が挙がっていた。 【画像】会見に出席した金子総務相(出典:総務相公式YouTubeチャンネルの動画)  金子総務相は記者から幹部職員を現場に派遣した狙いを問われ「(当時は)障害が発生してから長時間経過しても事態の改善が見られず、今後の見通しも不透明で、利用者の反感も高まっていた」とした上で「事態の把握をタイムリーに行い、利用者への適切な周知広報を促すため」と回答。職員派遣も岸田文雄首相からの指示だったと明らかにした。  SNS上での批判も認識していたようで、金子総務相は「『素人の官僚を送り込んで現場の足を引っ張ったのではないか』との誤解もあった」と反論。現場では「混乱しているKDDIに対して助言をし、利用者に対してもきめ細かい情報の周知広報をやるべきだと助言させてもらった」と、職員派遣の意義を強調した。  なお、職員派遣によって事態改善が図られたかについては言及しておらず、どの程度の効果があったのかは不明だ。 (質問)総務審議官を派遣した狙いと背景を教えてほしい  総務省として通信障害が発生したとの報告を受け、速やかにKDDIに早期の復旧に向けて全力で取り組むとともに、利用者にきめ細かい情報の周知広報を丁寧に行うことを要請していた。  しかしながら、障害が発生してから長時間経過しても事態の改善が見られず、今後の見通しも不透明で、利用者の反感も高まっていたことから、事態の把握をタイムリーに行い、利用者への適切な周知広報を促すため、総理からの指示を受け、幹部級かつ技術に精通した職員をリエゾンとして派遣し、対応に当たらせた。  SNS上で「素人の官僚を送り込んで現場の足を引っ張ったのではないか」との誤解もあるが、技術に精通した職員を派遣することにおいて、混乱しているKDDIに対して助言をし、利用者に対してもきめ細かい情報の周知広報をやるべきだと助言させてもらった。 ITmedia ビジネスオンライン

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『BOOWY』40周年で“パチスロ機”に、ファンの落胆と完全に消えた「再結成の可能性」

 '88年4月、東京ドームで行った解散ライブから40余年……。伝説のバンド、BOOWYが今秋に復活する─パチスロとなって。 【写真】BOOWYがパチスロ台に、ファンも驚くその機体はコチラ 「昨年にはデビュー40周年を迎え、ブルーレイのボックスセットなどが発売されました。それがここにきて“パチスロ化”というからビックリ。これも40周年という節目のサプライズでしょうか。長年のファンからは、さまざまな声が上がっているようですけど……」(スポーツ紙記者)  BOOWYは群馬県高崎市出身のボーカルの氷室京介、ギターの布袋寅泰、ベースの松井恒松(現在は常松)にドラムの高橋まことが加わって、'81年に結成されたロックバンド。活動期間はわずか7年と短かったが、絶大な人気を誇った。 「俺のカッコいいBOOWYは終わった」ファンの失望  今回のパチスロ機の発売についてSNSでは、 《BOOWYのパチスロは正直IMAGE DOWN》 《パチスロBOOWY打ちてぇ。想像するだけで興奮する》 《誰が許可出したの? まじでやめろ》  など、賛否両論。都内で理髪店を営む40代の男性ファンに話を聞くと、 「ニュースを見た瞬間に“あー、俺のカッコいいBOOWYは終わった”って言葉が口から出ましたよ。本当にイヤだ。小学生のころから聴いていて、憧れの存在だったのに……それがパチスロ化なんて伝説のバンドの格が下がるというか。なにより氷室が許可を出さないでしょ。いや、パチスロ化されるってことは全員の許可をもらっているんだろうけど……悲しいよ」  と肩を落とし、パチスロ化の経緯について思いを馳せる。 「'11年に氷室が1人で東日本大震災のチャリティーコンサートを行ったんだけど、ほかのメンバーは“なんで呼んでくれなかったのか”って声を上げたんだよ。だから氷室にも後ろめたい気持ちがあって許可したのかもしれないね」 消えた再結成の可能性  これまで解散後に4人全員がそろったことは一度もないまま。それにはメンバー間の不仲が原因とも囁かれる。 「人気絶頂期に突然解散したのは、氷室さんと布袋さんの確執が原因とされています。布袋さんはBOOWYの活動と並行し、当時の妻である山下久美子さんのツアーにバックバンドとして参加していました。布袋さんはそこに氷室さん以外のメンバーを参加させ、氷室さんをのけ者に。これに加え、かねて海外進出を意識して独立を口にしていた布袋さんの意見も相まって解散となったそう。ですが、布袋さんはSNSに氷室さんの60歳の誕生日を祝福する投稿をするなど、そこまで関係は悪くないようにも見えますけどね」(音楽誌編集者)  解散からは34年。時間が、お互いの“わだかまり”を流してくれたのかもしれない。  ただ、今回のパチスロ化についてはどういう経緯があったのか。パチスロ機の販売元に問い合わせたが、期限までに回答はなかった。 「まぁ、パチスロ化によって、再結成の可能性は完全に消えたといえるのでは……」  そう話すのは前出の音楽誌編集者。どういうことか。 「氷室さんはBOOWYという存在に、すごくこだわりを持っていた。当時の4人でこそBOOWYである、と。ただ、氷室さんは'14年に両耳が難聴状態であることを明かし、無期限の活動休止に。もし、今回のパチスロ化を氷室さんが許可したのなら、今の状態ではステージに立つことが難しく、再結成はもう無理と考えていて、ならば少しでもファンに喜んでもらえることを……そんな気持ちがあったのでは」(同・前)  再結成もセオリーどおりじゃつまらない!?  

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「家も車も買ってない。なのに貯蓄もない」、時給は「娘より安い」 団塊ジュニアが見つめる参院選

 「団塊ジュニアなので同い年はとても多い。でも、私も含め同世代は非正規で、十分な収入がない人がたくさんいます」。7月10日投開票の参議院議員選挙に合わせ、京都新聞社の双方向型報道「読者に応える」のLINEで立候補者への質問を募ったところ、京都市北区の女性(47)からこんなコメントが寄せられた。政治は女性の訴えにどう応えるのか。 【写真】国民年金基金の加入案内が届けられても「支払うお金がない…」  女性は四国地方出身で、大学進学を機に京都に来た。現在は1歳上の自営業の夫と18歳の娘と3人で暮らす。  大学時代はバブル崩壊直後だったが、景気が良かった時代の名残が漂っていた。就職活動も切実に感じなかったが、10人ほどのゼミで内定をもらったのは男性ばかりだった。  女性自身は正規の団体職員の仕事を得ることができ、1997年に働きだした。しかし、出産を経て病気を患った。2005年、体への負担を減らすためにパートへと労働条件を替えた。ここが大きな転機だった。  「(経済的に滑り落ちるとはい上がるのが難しい)すべり台社会という言葉がありますが、本当にそうだった」。いくつもパートやアルバイトの職を転々とした。  国の出先機関のパート職員として働いたことがあった。11カ月働いて1カ月休み、また11カ月働いた。連続雇用すると、待遇を改善しなければならない。そのルールを逃れるための雇用期間にしか思えなかった。  アルバイトの団体職員として務めたこともあった。仕事内容は正規職員に似た内容だが、手取りは年110万円に届かなかった。ある春、悲しくなる出来事があった。正規職員が初任給で母親にプレゼントを買ったと聞いた。「自分は親に買うことはできない…」。雑務が多く、スキルが上がらないため7年ほどで辞めた。  1971~74年生まれとされる団塊ジュニア世代。1歳あたりの人口は約200万人にのぼり、さらに就職氷河期世代に重なっている。一度も正社員に就いたことがない人も珍しくない。  女性はハローワークで簿記や医療事務の職業訓練も受けた。でも「キャリアアップできない。何のプロでもない状態」が続いた。  正社員の道も模索したが、求人票を見ても給与は「驚くほど安い」額だった。長時間労働が想像でき、身構えてしまった。現在は週3回、アルバイトの団体職員として働く。時給は最低賃金で「18歳の娘のバイト代より安い」。乾いた笑いしか出ない。  今春、公立高を卒業した一人娘は海外の大学への進学を希望している。夫の親がかけてくれていた学資保険を元に何とか送り出せそうだが、「うちはお金ないんだから」と愚痴を言ってしまう。でも思い直す。「自分は何不自由なく大学を出してもらえたのに、あまり言ってはだめだな」と。  国民年金基金に加入を促す通知が夫や女性の元にも何度か送られてきた。夫は加入を検討しているようだが、「どこにそんなお金があるっていうの」と反論してしまった。  女性は社会人として働きだして25年を迎えた。その期間は日本の「失われた30年」にほぼ当てはまる。現在は義父が所有するマンションに暮らす。「家も買ってない。車も持ってない。なのに貯蓄もない」。  女性は参院選の論戦を注視する。「働く人全体の収入が底上げするような未来をつくってほしい。非正規や正社員(という立場)で分断のない社会にしてほしいし、(支援が届きにくい)ひとりぼっちの人を可視化してほしい」 (まいどなニュース/京都新聞・浅井 佳穂) まいどなニュース

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西武が「特例2022」で栗山巧を抹消、燕は新外国人キブレハンを初登録 5日の公示

阪神はアルカンタラが1軍復帰  5日のプロ野球公示で、西武は栗山巧外野手を抹消した。「特例2022」の対象となる。代わって高木渉外野手を登録した。 【公示】7月のNPB出場選手登録および登録抹消一覧  西武は新型コロナウイルス陽性者との接触があったためと発表しており、栗山に症状はないという。今季は53試合に出場し打率.266、2本塁打18打点。  また阪神はラウル・アルカンタラ投手を登録、ヤクルトは新外国人のパトリック・キブレハン外野手を初登録した。 Full-Count編集部

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「パンにカビ」で残念なあだ名も ロシアのマック後継チェーンで騒動

 ロシアから撤退した米マクドナルドの店舗を6月に引き継いでスタートしたロシアのファストフードチェーンで、「ハンバーガーにカビが見つかった」とSNSに投稿されて話題になっている。真偽は不明だが、もともと「量が減った」といった不満も出ていただけに、ネット上では不名誉な「あだ名」もつく事態になっている。 【写真】新チェーンのダブルチーズバーガーとポテト。新メニューでは、量が減ったという不満の声も出ている=2022年6月12日、モスクワ  ロシアメディアによると、カビがついたハンバーガーが見つかったのは、ロシア版マックとなる「フクースナ・イ・トーチカ」(おいしい。それだけ)のモスクワにある店舗。客が2日に撮影したとされる食べかけのハンバーガーの写真がSNSに投稿された。  写真を見ると、丸いハンバーガー用のパン「バンズ」の外側上部から内部にかけて、緑色のカビのようなものが確認できた。  運営会社はロシアメディアに、「品質と安全性は当社の最優先項目であり、保管や調理は手続きに従っている。(バンズの)メーカーにも事情を聴いている」と答えた。  ただ、SNSでは他にも「カビがついたハンバーガーが販売されていた」という投稿があり、さらに問題が拡大する可能性もある。  SNSでは、「製品管理のノウハウはマニュアルを引き継ぐだけでは身につかない」と、今後を不安視する声も出ている。  「おいしい。それだけ」は6月12日、ロシアのウクライナ侵攻を受けてロシア事業から撤退した米マクドナルドの従業員や店舗、設備を引き継いで再出発した。ロシアメディアは、旧マクドナルドの約850店舗のうち、すでに約140店舗が再開したとしている。  心機一転して発足したばかりの新ブランドにとっては手痛い騒動。以前から「メニューが減った」「量が少ない」といった不満も出ており、ブランド名をもじって、「悲しい。それだけ」「おいしくない。それだけ」と皮肉る声も出ていた。 朝日新聞社

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映画監督の女性割合12% 昨年公開の邦画調査

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