にじみ出る世相とお国柄!文具売り場の「試し書き」の侮れない世界

<コレクションはおもしろい。特定のテーマに沿って集められた充実のコレクションを見るのも楽しいけれど、それ以上にコレクションすることに夢中な人間の話はもっとおもしろい。この連載では、毎回いろいろな蒐集家の元を訪ねて、コレクションにまつわるエピソードを採取していく。人はなぜ物を集めるのか? 集めた先には何があるのか? 『金曜日の蒐集原人』とは、コレクターを蒐集したコレクションファイルである。>

寺井広樹さんというプランナーがいる。「離婚式」「涙活」「まずい棒」というちょっと変わった言葉を、あなたもどこかで目にしたことがあるのではないか。それらを発案・プロデュースしているのが、今回ご登場いただく寺井さんだ。彼にはもうひとつ変わった活動があって、それが文具店のペン売り場にある「試し書き」のコレクションである。日本はもちろん、世界中を飛び回って集めてきた試し書きを紹介した『「試し書き」から見えた世界』(ごま書房新社)という著書もある寺井さんに、そのコレクションの現物を見せてもらった──。

日本から世界へではなく、いきなり世界から始まった

──まずは、コレクションを始めるきっかけについて教えてください。

寺井 いまから15年前ですか、2007年に世界を放浪していたとき、たまたまベルギーの文房具屋さんで出会いました。

──最初にね、ぼくがこのコレクションの存在を知ったとき、まず頭に思い浮かべたのは、日本にいる寺井さんがペンを買いに行った文房具屋さんで気になる試し書きを見かけて、それを集め始め、やがて世界へコレクションの場を広げていったのかと思ったんですよ。そうしたら順序が逆なんですね。

寺井 そう、最初がベルギーですから。

──いきなり世界を放浪していたところから始まるという。そのあたりの経緯もご著書には書かれているんですが、あらためてご本人の言葉で語っていただけますか。

寺井 私は社会人を3年間やったあと会社を辞めて、当時27歳でしたから遅めの“自分探し”みたいな感じで、世界を見てみようと旅に出ました。日本を出発して、ヨーロッパを回り、アフリカへ行って、アジアへ行って、そのうちお金が底をついたら帰ってこようかな、くらいの感じでした。

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こちらはフランスで見つけた試し書き。女の子のイラストがカラフルに描かれている

──アメリカへ行く予定はなかったんですか?

寺井 それ以前に行ったことがあったので、そのときはアメリカは考えていませんでした。で、最初はイギリスに行って、次にベルギーを訪れたら、そこで試し書きと出会ったわけです。

──あ、けっこう早い段階で。

寺井 それで、ベルギーもそうだし、フランスのもそうですが、ヨーロッパの試し書きはアートっぽいというか、カラフルなものが多いんです。そのときに「そういえば日本の試し書きってどんなだったんだろう?」って気になって、すぐにでも日本に帰りたくなったんですよ。

──別の目的が見つかっちゃったから(笑)。それくらい大きな出会いだったわけですね。でも、まさかいきなり帰国はしてないんですよね?

寺井 もちろん、そのあとも旅は続けて。で、けっこう旅先でいろんな人と出会うんですけど、「こんなの集めてきたよ」って見せると、そのときのリアクションが一様に「なんでこんなゴミみたいなもの集めてるの?」って反応なんですよ。それがすごい嬉しくて。

──悔しいんじゃなくて、嬉しい?

寺井 つまり、試し書きの魅力は自分にしかわからないから、これは集める価値があるぞ、と確信したわけです。

──なるほど。誰もがその魅力を知っていて、誰もが集めていたらつまらないですもんね。

寺井 それで、日本に帰ってきて周りの人に見せたら、今度は逆に「これめっちゃおもしろい!」って言われて、すごいテンションが下がって。自分だけの宝物だと思っていたものが、急にゴミみたいに思えてきたんです。

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スペインの試し書き。これを見る限り、ゴミと言われても反論はできそうにない

──そこは複雑なコレクター心ですよね。でもまあ、ぼくもそうですが、試し書きをおもしろいと感じてくれる人はたくさんいるでしょうし、世界中で集めてきた試し書きコレクションですから、すぐ話題になったんじゃないですか?

寺井 いえ、しばらくはメディアの取材は受けたくないなと思って、試し書きに関する取材は断っていたんですよ。

──それは……真似されるかもしれないから?

寺井 それもありますが、無意識に書かれなくなっちゃうのを恐れたんですね。

──そうか、試し書きに注目している人がいるぞ、というのを知ってしまうと、文具店で試し書きをするとき、そこになんらかの意識が働いてしまいますね。わざと変な言葉を書いてみるとか。

寺井 そうなんです。それは嫌だなあと思って。まあ、結果的には私の杞憂だったんですが。ともかく、何年間かは取材を受けずにいたんですが、あるライターさんから取材依頼をいただいて、その方にお見せしたらちょっと独特の切り口で語ってくれて、そこから取材を受けるようになりました。

──その後、展示会も積極的にやられてますね。

寺井 はい、それ以後は自分から積極的に発信もするようになりました。

ベルギーで手に入れた記念すべき最初の1枚

──少し話を戻します。最初の1枚と出会ったのはベルギーのアールストという町だそうですが、そこはどんなところなんですか?

寺井 のどかな田舎町でして、観光地でもなんでもないから、普通の旅行者は行かないようなところなんです。でも私の場合はあてのない旅だったから。向こうは文房具屋さんといっても、日本とはイメージが違うんですよ。IKEAのような家具屋さんや、本屋さんの一角に文具売り場もあるという感じですね。

──文房具専門店ではなくて、あくまでも文具コーナー。

寺井 このベルギーの試し書きも、そういう場所でこれと同じ種類の紙と共に何枚か置いてありました。それでこの試し書きがすごく欲しくなったので、ちゃんと店員さんに聞いたんですよ。

──日本のみたいに細長くて小さめの紙だったら勝手に持っていくのも抵抗ない気がしますが、このサイズ(※A4くらいあります)だと、勝手に剝がして持っていくのは気まずいですね。

寺井 だからこの紙束ごと店員さんのところに持っていって「これください」とお願いしたら、相手は新しい紙を欲しがってると思ったんでしょう。いちばん上の試し書きをビリビリッと破り取って、白紙のやつを持っていけと言われて。「NO NO こっち!」みたいなやり取りをして、ようやく手に入れたんです。

──というわけで、これが記念すべき最初の1枚ですね。

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左上の「デニス・ワズ・ヒア!!」は、日本で言うなら「タカヒロ参上!!」みたいなもの

寺井 いろんなカラーペンが使われているのも綺麗だし、右側のこの絵はおそらく現地の人気キャラクターなんでしょうね。とても味があっていいんですよ。

──たしかにこれは現地の人から見たらゴミだけど、異国の旅先で見かけたら欲しくなりますよ。

集め続けるうちに見えてきたおもしろさの方向性

──文具が元々お好きだったとか、そういうわけではなく、たまたま旅の過程で出会って、集め始めたわけですよね。最初がこれだったから良かったということでもあるんですかね。それこそサイズがもっと小さくて、地味なものだったら目に飛び込んでこなかったでしょうし。実際、日本にいたときは見過ごしていたわけで。

寺井 たしかにそれはあるかもしれませんね。なんだろう? これは「無意識のアート」だなと思ったんですよ。

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寺井さんが指差す先に「PEN PINEAPPle apple pen」と書かれている

──ぼく自身は以前からこういう試し書きには気づいていて、文具店で見かけるたびにどうも心の隅に引っかかっていたんですよ。でも、集めようとまでは思いつかなかった。やっぱりそこには何か強烈なきっかけがないと。寺井さんの場合は、それが「ベルギー」という異国で、こういう「アート的」ですらある試し書きとの出会いが、大きなきっかけになったんでしょうね。

寺井 本当にそうです。それからは文房具屋さんを見つけるたびに寄るようになりました。でも、好みは変わっていきますね。

──「好み」というのは?

寺井 それこそ集め始めた15年前は、試し書きを見つけるたびに「これもらって帰ろう」って片っ端から集めていたんですけど、いまは贅沢になっちゃって。

──目が肥えてきた。

寺井 よほど心が動くようなものじゃないと手を出さなくなりました。コレクションってなんでもそうだと思いますが、最初は手当たり次第に集めていても、そのうちおもしろさの方向性が見えてくるんですよ。

──わかります。新しい視点が見つかるんですよね。

寺井 だから、15年くらい前に手に入れたものを、いまになって取り出してみると「なんでこんなのを持って帰ったんだろう?」っていうのはたくさんあります。15年前とはこちらの好みも変わってきてるし、これから15年先も、いまとはまた違った好みが生まれているんでしょう。

試し書きにもあらわれる、それぞれのお国柄

──ベルギーをスタートして、その次はどの国へ?

寺井 フランス、スペイン、ドイツ、イタリアという順にヨーロッパ諸国を回りました。

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イタリアの試し書き。迷いのない線で描かれた万年筆のスケッチが素晴らしい

──これが、のちに展示会で額装しておいたら「20万円で譲ってほしい」と言われたやつですね!

寺井 そのときは反射的に断っちゃったんですけど、いま思えば売っておけば良かったな。

──そうですよ、20万円あったらもう一回イタリア行けるじゃないですか(笑)

寺井 それはともかく、ヨーロッパはいろいろと物価が高いから、あまり長くは滞在できませんでした。けっこう資金がなくなってきたので、安く旅ができるところと思って、次はアフリカへ移動しました。

──アフリカはどの辺を回られたんですか?

寺井 エチオピアとか、ケニア、チュニジア、南アフリカ……。これがエチオピアですね。

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エチオピアの試し書き。読める読めないよりも、文字なのかどうかもわからない

寺井 でも、これは非常に象徴的な試し書きで、筆圧が高いというのが特徴なんですよ。向こうの国は文房具の品質があまりよくないので、書けるかどうかを本気で試す。

──そっか、書き心地を試す以前に、そもそも書けるかどうかを試してるんだ!

寺井 こちらはケニアのものですが、筆圧が高いので紙が破れちゃってます。

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ケニアの試し書き。インクが出るかどうか試しているうちにビリリ……

寺井 日本製のペンはインクが出て当たり前ですが、あちらは3本のうち1本くらいは書けなかったりするんです。だから本気で試し書きするので、イラストを描く余裕がない。フランスのやつなんかは余裕を感じますもんね。

試し書きに残された言葉の意味を想像する楽しみ

──そうやってアフリカを回り、そこからアジアですね。

寺井 インド、中国、韓国とか。アジアでもやっぱり国によっていろいろ特徴があるものなんですね。これはインドのやつですが、さすがは数学の国です。

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紅茶か何かのパッケージの裏に書かれたインドの試し書きは計算式だらけ

──こっちは足し算、こっちのは引き算ですね。黒い丸はなんでしょう?

寺井 わからないんですけど、マークシートを塗りつぶす練習でもしたのか。

──いいですね、そんな理由であってほしいな。

寺井 そして、こちらが中国のですね。

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中国の試し書きは、当然のことながら漢字ばかり

寺井 中国は愚痴が多い国民性なんですね。「好累~」という文字がいくつも書いてありますが、これは「疲れた! 疲れた!」っていう意味なんです。

──へえ~。

寺井 その下に元気の「元」にちょっと読めない字と「相信」と書かれてますが、これは中国の人に聞いたら「信じることができない」という意味だそうです。

──たしかに愚痴ばっかり書いてある!(笑)

寺井 よっぽどのことがあったんでしょうね。で、調べたらネット規制が厳しい国ですから、捌け口がない。それでSNSの代わりに、試し書きを不満の捌け口としてるんじゃないか、というのが私の解釈です。

──いいですねえ。正解がなんであるかより、こうやって想像することが楽しい。

その年の流行語大賞は、試し書きからも見えてくる

──ご著書の中では、集めた試し書きは106ヵ国、約2万点とあります。

寺井 いや、私が実際に行ったのは20数ヵ国しかないんですよ。コレクションを公開するようになってから、いろんな方が各国のものを手に入れて送ってくれるようになって、それでいまはトータル108ヵ国ということですね。

──あ、なるほど。では、その後もご自身で集めたり、送ってもらったりしてるでしょうから、さらに増えてますよね?

寺井 いまは4万5千点くらいあります。

──増えてるなー!

寺井 こちらは主に日本の試し書きで、流行語系とでもいいますか。

──そうそう、ご著書の中で書かれていた「試し書きからその年の流行語大賞が見えてくる」という話がすごく良かったです。

寺井 たとえばこれなんかは、少し前に流行った「STAP細胞はあります!」と書かれていて、しかもそれを受けて別の人が「ねえよ!!」ってツッコミを入れてる。

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ボケとツッコミ、試し書きの紙の上で行われるコミュニケーション

──さらに「SMAP最高!!」っていうのも韻を踏んでいて、いい被せですね。

寺井 そんなふうに、試し書きにはその時代の流行が反映されたりもするんです。先ほどの「PPAP」なんかも、手に入れたときはピコ太郎を知らなかったので、「PEN」とか「APPLE」とか単語としてしか見えてなかった。それが、あとでその時代の記録であったことがわかる。

──お笑い芸人さんの一発ギャグは書かれがちでしょうね。

寺井 少し前のものでは「ラッスンゴレライ」とか、「じぇじぇじぇ」とか、「倍返し!」とか。「倍返し」は多かったです。

──半沢直樹が試し書きに与えた影響は大きいでしょうねえ。

寺井 あと、元号が変わって「令和」も増えましたし、これはわりと最近ので「アマビエ」。

──コロナ禍の影響が試し書き界にも!

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アマビエの隣にいるブタさんがまた妙にセクシーでおかしい

寺井 他に「ソーシャルディスタンス」とか、ハッシュタグで「#うちで踊ろう」とか。

──星野源さんの曲だ。やっぱりちゃんと試し書きにもコロナの時代が映し出されるもんですねえ。

極地から届いた試し書き。そして、いつかは宇宙へ

──寺井さんは、これだけたくさん集めた試し書きを「世界タメシガキ博覧会」と題して展示会をされています。2012年の東京を皮切りに、大阪、神戸、札幌、そして沖縄ときて、2013年からはベルギーやブータンなど海外へも場所を広げています。このバイタリティはどこから来るんでしょう。協力してくださる方がいるってことですか?

寺井 そうですね、ありがたいことにこの活動をおもしろがってくださる方は多くて、展示会もそうですし、これだけ幅広い国々の試し書きをあつめられたのも、そういう方々のおかげです。これなんか北極のですよ。

──北極!?

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試し書きとしてはどうということもないが、北極という産地がレア感を高める

寺井 その方は北極に住んでる日本人なんですが、町に唯一ある生活雑貨の店で見つけたそうです。現地の写真も一緒に送ってくれました。それを見ると、ペン類が並べてあるところに、小さめの紙束がポンと置いてある。

──全国各地で展示会をやったことから、こういうふうにつながりが広がっていくのが素晴らしいです。日本の試し書きだけを集めていたら、ここまで話は広がっていかなかったでしょう。

寺井 その通りです。世界の国々の文化の違いが、これほどまで試し書きにあらわれてくるというのは、集めてみないとわからないことでした。

──寺井さん、試し書きをマスコミに出すことで真似されたら嫌だっておっしゃったけど、最初にベルギーからスタートして北極まで網羅しちゃってるから、もう誰も追いつけないですよ。これに勝てるところがあるとしたら、南極越冬隊が捨てていった試し書きが氷の下から出てきたとか、宇宙ステーションで働く飛行士が気圧の関係でペンのインクが出なくなって試し書きしたものとか、それくらいじゃないと。

寺井 もっと言うと、宇宙人の試し書きがあったら欲しいんですよ。火星とか、試し書きのためだけに行ってみたいです。

──寺井さんの行動力だと、あながち冗談とも思えません(笑)

金目鯛の姿煮とエールが飛び交う、試し書きの混沌

寺井 これを見てください。筆ペンでドーンと「金目鯛姿煮」って書いてあるのが、まずおもしろいんですけど。

──墨痕鮮やかにいきましたね。

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「金目」の頼りなさに比べて「鯛姿煮」がやけに達筆。それぞれ別の人が書いた?

寺井 どうしても「金目鯛姿煮」に目が行きがちなんですけど、紙を綴じる穴のところをよく見ると、青いペンで小さく「遠恋中の彼からプレゼント届いた」って書かれてるんですよ。

──「遠恋」というのは、遠距離恋愛のことですね。

寺井 女の子が、ささやかな喜びを試し書きでこっそり書いてあるところに、たぶんオジさんの仕業だと思うんですけど、金目鯛が遠慮なしに割り込んでくるのが、試し書きのおもしろいところで。

──おそらく居酒屋の店主かなんかが、筆ペンでお品書きの練習でもしたんですかね。

寺井 こういうことって、SNSでもあると思うんですよ。空気の読めないオジさんが若者の会話に割り込んでくる感じ。他にも、「就活ほんま疲れる…」って黒いペンで書かれていて、その下には青いペンで「頑張れ! ゴールは近づいてる!」って書かれてるものとか。

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見知らぬ人がエールを贈ってくれる。なんと優しい世界でありましょうか

寺井 私も最初は優しいなと思ったんですが、よく見ると筆跡が一緒なんですよ。

──あはは。でも、わかるな。愚痴を書いて、自分で自分を慰めたい気持ち。

試し書きに書かれがちな芸能人の名前

──ご著書でも書かれてましたが、「永」の字にはトメ、ハネ、ハライがすべて入ってるので、試し書きではよく書かれる文字だそうですね。先ほどの「就活ほんま疲れる…」の紙にも、右端の方に「永」がありました。

寺井 そう、「永字八法」といって、永の字には書道に必要な8種類の技法が入ってるんです。

──でも、永六輔さんのサインの文字は、ハネやハライがないという話もおもしろかったです。

寺井 そういえば、試し書きでは芸能人の名前を書く人もすごく多いです。これは「剛力彩芽」さん。

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「剛力彩芽」という名前は、試し書きで書きたい名前ナンバーワンかも

──隣にある「多部」は、きっと「多部未華子」と書きたかったんでしょうね。

寺井 あと、なぜか「川越シェフ」(笑)。それと、SMAPが解散するときに見つけた試し書きには、メンバーの皆さんの名前が書かれていて。

──草彅剛さんの「彅」がちゃんと書かれてる。これはファンじゃないとなかなか書けませんよね。

寺井 それと「グレート義太夫」さん。あの方の名前も意外と多いんですよ。やっぱりトメ、ハネ、ハライが入ってるみたいで。

──あははは。たけし軍団の中でも義太夫さんというチョイスがいいですね。

寺井 試し書きされる芸能人の名前でトップ3は永六輔さん、剛力彩芽さん、壇蜜さん。壇蜜さんも多いんですよ。

──画数が多い名前ほど書いてみたくなるんですかね。

寺井 私が仕事で芸能人や著名人の方に会ったときは、サインではなくて試し書きをしてもらうんですが、ちばてつや先生にいただいたのは、まあサインですかね。

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澄んだ瞳と鼻筋が描かれているだけで、すぐにあの彼だとわかる

──いや、これは素晴らしいですよ。寺井さんの中では、著名人の場合「サイン」は「試し書き」よりも下という位置づけだと思いますが、これは別格でしょう。いま講談社の会議室でこれを目にしていることも含めて最高です!

試し書きと昆虫採集の意外な共通点とは

──このコレクション自体はいまも続いてるんですよね?

寺井 はい、今日もここへ来る前に世界堂さんへ寄って、もらってきました。

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取材当日の採れたての1枚。とくに変わったことは書かれていない

寺井 最近の自分の基準では、この程度のものを持って帰るのかというと、持って帰らないんですよ。でも、今日はせっかく取材していただくので、もらってみました。

──なるほど、ここまでお話を伺ったうえで改めてこれを見ると、何かおもしろいことが書いてあるわけじゃないし、どこかで線を引かないとキリがないですもんね。

寺井 そういえば、これを見て感じることとして、コロナ禍が始まって以降の試し書きには、書かれる文字にもなんとなく距離感が感じられたんですよ。

──ソーシャルディスタンス!

寺井 それが、最近はこの試し書きのように密集してきたんですね。みんな「つながりたい」という意識があらわれてきたのか、あるいは単にお客さんが増えてきただけかもしれませんが、そんなことが読み取れます。

──そうか、一見なんの変哲もない試し書きに見えるけど、いつ書かれたものかを知ることで、社会状況の変化が浮かび上がってくるというのはおもしろいです。それともうひとつ、寺井さんがご著書の中ですごくいい指摘をされていたのは、試し書きというのは店頭に置いてある以上、自由に書き込まれて育っている途中だと。それを自分が持ち去って成長を中断させてしまうことに、戒めのような気持ちが湧いてきたという。それを「試し書きの生態系を荒らさない」と表現されていました。

寺井 ああ、そんなことを書きました。

──それって最初におっしゃった、試し書きを集めていることを公表すると、以後、人々が文具店で試し書きをするとき、そこになんらかの意図が混入しちゃうかもしれない、という話にもつながると思うんです。まさしく生態系に手を加えることですから。

寺井 おっしゃる通りです。ただ、もっと育つことを期待して放置し、時間が経ってから取りに戻ってみたらすでに捨てられていた、なんて可能性もあるわけで。そこのせめぎ合いは難しいところです。

──そう考えると、今日持ってきていただいたこれらの試し書きは、すべて奇跡的な出会いとタイミングによって生まれたものだとも言えます。

寺井 そう、試し書きは生き物だから、同じものは二つと存在しないし、私が入手する時点で成長を止めるんです。

──ということは、昆虫採集にも似ていますね。たとえばクワガタだって、デカイの見つけたー! といって捕虫すると、そこで成長が止まるわけじゃないですか。もっと放置しておけばさらにデカくなるかもしれない。でも、どこかへ飛んでいってしまうかもしれない。別の生物に捕食されてしまうかもしれない。

寺井 本当ですね、試し書きは昆虫採集と同じです。

独特の視点で展開される寺井さんのプロデュース業

──試し書きについて、知りたかったことはひと通り聞かせていただきました。あと少しだけ、他にされている活動についても教えてください。寺井さんといえば「離婚式」のプロデューサーとしても知られています。結婚式に対しての離婚式だとは思うのですが、具体的にはどんなことが行われるんですか?

寺井 基本的には別れるご夫婦が、友人・知人たちの前でそれぞれの再出発を誓い合う。あえてみんなの前で発表して、後腐れなく(笑)。あと、指輪をハンマーで叩き潰すとか、そういうこともやります。一見センセーショナルですけど、中身は皆さん真剣に、前を向くための儀式という感じです。

──それから「涙活(るいかつ)」。意識的に涙を流し、ストレスも流す、精神的デトックスということなんですが、これも具体的にはどんなことをやるんでしょう?

寺井 不特定多数の人に集まっていただいて、泣語家の泣石家霊照という……。

──ちょっと待って、いま「らくごか」っておっしゃった?

寺井 泣く噺をする泣語家(なくごか)ですね。涙活のスタッフに泣石家霊照(なかしやれいしょう)という泣語家がいるんです。彼が泣ける人情噺をやったり、他にも涙ソムリエが泣ける映像作品をセレクトしてくれたり。この活動もかれこれ9年ほどやってきて、これまでに2万人くらい泣かせてきました。

──そしてもうひとつ、「まずい棒」。これの発案というか、プロデュースをされた?

寺井 はい、銚子電鉄さんとのお付き合いの中で、かなり経営状況がよくないという話から、話題性のある商品をということで考えたものです。

──銚子電鉄さんは以前から経営立て直しのためにぬれ煎餅を作ったり、『桃太郎電鉄』とコラボしたり、いろんなことをやってますね。その一環として「まずい棒」もあると。

寺井 以前から社長さんとお付き合いがあったので、「まずい棒というのを作りませんか?」と企画書を出したら通りました。

──よく企画が通りましたね。シャレのわかる会社なんだな。しかもイメージキャラクターが日野日出志先生(笑)。

寺井 まずい棒はいまだによく売れていて、4年間で400万本くらいは売れています。

──試し書きへの視点はもちろん、寺井さんのアイデアは意外な視点のものばかりで、とてもおもしろかったです!

(取材後記)

寺井さんと初めて会ったのは2012年だから、そのときにはすでに彼はかなり充実した試し書きコレクションを持っていたはず。なんなら、試し書きの話も聞かせてもらっていたのかもしれないけど、それを深掘りすることもなく10年が経ってしまった。この「金曜日の蒐集原人」という場を持てたことで、ようやくその全貌を見せてもらうことができた。ぼくもプランナーの端くれとして、ナスカの地上絵から「ナスカジャン」という新しいスカジャンを思いついて商品化したように、寺井さんもどんどん新しいことを思いついては、それを商品化したり、イベントとして実現させている。非常にシンパシーを感じる人なのだった。

取材・執筆:とみさわ昭仁

コレクションに取り憑かれる人々の生態を研究し続ける、自称プロコレクター。『底抜け!大リーグカードの世界』(彩流社)、『人喰い映画祭』(辰巳出版)、『無限の本棚』(筑摩書房)、『レコード越しの戦後史』(P-VINE)など、著書もコレクションにまつわるものばかり。最新刊は、自身とゲームとの関わりを振り返った『勇者と戦車とモンスター 1978~2018☆ぼくのゲーム40年史』(駒草出版)

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BMW M3 初のワゴン、「Mパフォーマンスパーツ」設定

BMWは12月1日、ドイツで12月3日に開幕するエッセンモーターショー2022に、『M3ツーリング』(BMW M3 Touring)の「Mパフォーマンスパーツ」装着車を出展すると発表した。 ◆カーボンファイバー製のエアロパーツ Mパフォーマンスパーツは、BMWの純正用品の新シリーズだ。BMWの子会社のBMW M社が、BMW主力モデルのスポーツ性能を引き上げる目的で用意したアイテム群を指す。すでに、BMWの主力車種の多くに、Mパフォーマンスパーツが設定済み。『M3』初のワゴン、M3ツーリングにも、Mパフォーマンスパーツが設定された。 エクステリアは、フロントにカーボン製リップスポイラー、カーボン製エアロフリックを用意した。リアには、Mパフォーマンスのカーボン製ディフューザーとルーフスポイラーを設定する。チタン製サイレンサーシステムには、スポーティなチタン製テールパイプトリムモジュールを組み合わせることができる。Mモデル専用に開発された軽量エキゾーストシステムは、標準装備のものよりも約30%軽量。チタン製のテールパイプは、ノーマル車両とは異なり、センターの4本出しデザインになる。 Mパフォーマンスの「モータースポーツフォイル」で、外装をカスタマイズすることも可能だ。ラッピングには、BMW Mの青、赤、紫の3色が表現されており、車両の形状に合わせてカスタマイズされている。 BMW M3 初のワゴン、「Mパフォーマンスパーツ」設定 ◆スポーツサスペンションとスポーツブレーキパッド 足元には、Mパフォーマンスの2種類のホイールが用意される。フローズンガンメタルグレーのYスポーク鍛造ホイールは、フロントが19インチ、リアが20インチ。独自のデザインと、高剛性かつ軽量設計により、高速域での空気抵抗を低減するという。 また、フローズンゴールドブロンズ、またはジェットブラックのマット仕上げのクロススポーク鍛造ホイールも設定した。こちらは、フロントが20インチ、リアが21インチサイズとなる。 Mパフォーマンスのスポーツサスペンションは、さまざまなサーキットで開発された。コイルオーバーサスペンションにより、車高を調整できる。スポーツブレーキパッドは、より短い制動距離、より優れた応答特性、高い耐熱性を発揮するという。 ◆内装にカーボンとアルカンターラのパーツ カーボン製インテリアトリムは、マットコーティングされたカーボンにアルカンターラを組み合わせた。複雑なプロセスを経て、手作業で生産される。センターコンソールには、Mパフォーマンスのアルカンターラ製ニーパッドが2個装着できる。 アルカンターラのMパフォーマンスセンターアームレストを装着すると、レーシングカーのコックピットの雰囲気を演出するという。BMW MカラーのステッチとMパフォーマンスのロゴを配した。LEDドアプロジェクターは、「M Performance」またはBMW Mの50周年を記念する「50 Jahre BMW M」のロゴが選択できる。 バックレストカバーは、運転席と助手席をレーシングカーのように仕立てることができる。カーボンファイバー製のヘッドレストトリムは、ポリウレタンラッカー仕上げによる光沢が特長だ。残りの部分のパネルは、アルカンターラでトリミングされており、アルミ製のMパフォーマンスエンブレムが添えられている。

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また「権田の18秒」!!魂のセーブ連発「散々、批判された」コスタリカ戦の“地獄”から再び“天国”へ

シュートをブロックするGK権田(AP)  ◇W杯カタール大会1次リーグE組 日本―スペイン(2022年12月2日 ハリファ国際競技場)  サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組の日本代表は2日、スペインと対戦し、2―1で逆転勝利。2勝1敗で勝ち点を6に伸ばして、2大会連続決勝トーナメント進出を決めた。日本は1位突破で、決勝トーナメント1回戦はF組2位通過のクロアチアと6日午前零時に対戦する。  11月23日のドイツ戦で18秒間に神セーブ4連発を見せたGK権田修一(33=清水)がまた輝きを放った。2―1の後半43分49秒にアセンシオの左足シュートをセーブすると、44分7秒にはオルモのシュートをキャッチ。仮に同点とされてドローの場合は1次リーグ敗退だった。魂の16秒が、日本を救った。  11月27日のコスタリカ戦では相手シュートにタイミングが合わずに両手で触れながら決勝点を許した。「その1本を止められずに散々、批判された。そこをしっかり止めるのがきょう勝つために必要で、そこができた」。クロアチアとの決勝トーナメント1回戦。“権田神”は三たび、降臨する。

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東証大幅反落、終値は448円安 円高進行で業績悪化懸念、全面安

 2日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落した。外国為替相場で円高ドル安が進み、製造業を中心に業績が悪化するとの懸念から売りが膨らみ、全面安となった。  終値は前日比448円18銭安の2万7777円90銭。東証株価指数(TOPIX)は32.48ポイント安の1953.98。出来高は約13億3329万株だった。

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世界的なツル越冬地・出水 衰弱・死んだ個体回収、初めて1000羽超す 鳥インフル拡大背景、大量死リスク浮き彫り

世界的なツル越冬地・出水 衰弱・死んだ個体回収、初めて1000羽超す 鳥インフル拡大背景、大量死リスク浮き彫り  鹿児島県の出水平野で死んだり衰弱したりして回収されたツルが1日、今季1039羽となり、初めて1000羽を超えた。過去最多だった2020年度125羽の約8倍で、前例のないペースとなっている。ツル同士の鳥インフルエンザウイルス感染が広がっているとみられ、これまで指摘されていた一極集中による感染症の大量死リスクが浮き彫りになった。  11月1日に東干拓で衰弱したナベヅルが回収されたのを皮切りに、18日はわずか1日で92羽が回収された。遺伝子検査数も急増し、県は5~10羽のうち1羽程度を選ぶ抽出検査に移行。9割以上の高確率で高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されている。  イスラエルのツル生息地でも昨季、5000羽以上のクロヅルが死んでおり、鳥インフルエンザが原因とされる。出水で検出されたウイルスと近縁であることも分かっている。  出水での感染拡大の要因として専門家が指摘するのが、ツル同士の飛沫(ひまつ)感染の可能性だ。今まではカモ類から、ねぐら水を媒介してツルに感染するとみられていた。しかし、今季はツルの体内から見つかるウイルス量が多く、体外に放出されやすい特徴がある。ねぐら水から検出されるウイルスは例年より少ない。  出水平野には、世界に生息するナベヅルの9割、マナヅルの5割が飛来するとされ、以前から感染症まん延による大量死が懸念されてきた。分散化に向け、山口県周南市に出水から移送する取り組みは期待された成果は出ていない。今季も環境省や鹿児島県が給餌の量や場所を調整し過密化を解消しようとしているが、感染収束は見えない。県自然保護課は「現時点ではできることが限られている。ウイルスの拡散を防ぐため、迅速に死骸を回収していく」としている。  出水では21年度、1万6840羽を観測、25季連続で1万羽を超えた。今季は鳥インフルエンザ拡大のため一度も羽数調査をしていない。 ツル観察センター近くでえさをついばむツル。例年に比べ閑散としている=11月30日、出水市荘

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新「ANAの部屋」、福岡のホテルに誕生へ!! 濃すぎる工夫の数々とは 「ウミガメ巨大機」全面推し!

12月17日から提供開始  ANAクラウンプラザホテル福岡の一室に、ANA(全日空)のコンセプトルーム「ANA ROOM FUKUOKA」が誕生します。2022年12月9日から予約開始となり、提供は12月17日から開始されるとのことです。 【写真】どの角度から見ても濃い! 「ANA ROOM FUKUOKA」を擬似探訪 「ANA ROOM FUKUOKA」のイメージ(画像:ANA)。 「ANA ROOM FUKUOKA」は、広さを兼ね備えたクラブデラックス・キングリビングルームを、“ANA一色”の部屋へリニューアルします。価格は1泊2万4000円から(2名1室利用時/税金・サービス料含む)です。  この部屋のベッドルームは、「ウミガメ」の特別デザインを施し、成田~ホノルル間を飛行する超大型旅客機エアバスA380「フライングホヌ(FLYING HONU)」をモチーフとした装飾に。リビングルームにはボーイング787のシートや、ボーイング767のタイヤホイールを加工製作したテーブルを設置します。  また、室内では本物の航空機パーツの展示のほか、ANAアメニティも準備。ここでしか手に入らない宿泊特典も用意されるとのこと。このほか、ANAラウンジで使用しているアロマオイルや機内で流れている音楽での出迎えや、各空港や機内で見かけるデザインもとり入れられるとしています。

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