瀬戸朝香(C)日刊ゲンダイ
今年5月にデビュー当初から所属した事務所フォスターから独立し、個人事務所「クラーワ」を設立した女優の瀬戸朝香(45)。インスタライブで、鈴木紗理奈(45)や、ゆりやんレトリィバァ(32)とコラボ配信するなど、デビュー30周年を迎えて久々に芸能活動に本腰を入れている。誕生日(12月12日)を記念して12月10日にはファンイベントも開催する予定だ。
瀬戸は2007年、30歳の時にV6のメンバー・井ノ原快彦(46)と結婚。10年3月に長男、13年11月に長女を出産した。2児のママとなったこともあり、育児に専念するようになった。ファッション誌「MORE」(10月28日発売)のインタビューでは、「仕事はこの先もできるけれど子育ては今しかできない。成長の瞬間を見逃したくない。そんな思いがこみ上げてきたんですね。それで仕事をセーブして、育児中心の生活に切り替えることにしました」と語っている。長男が来春に中学生、長女も小学4年生になることから、乳幼児の時ほど手がかからなくなったということだろうか。
さらに瀬戸は、夫の井ノ原が滝沢秀明氏(40)の後任として、ジャニーズアイランドの社長に就任したことについても「私にもすぐ相談してくれました。並大抵のことではないと思うけど『ちゃんと意志を持ってやれば、絶対にやりきれると思う』と(夫に対し)言いました」などとコメントした。
表に出すぎるジャニーズ妻は嫌われる
「瀬戸さんが芸能活動に本腰を入れるのは結構ですが、ジャニーズでタレント活動も継続する井ノ原さんについて、目立つところで話をするのは基本的にタブーなんです。ファン心理を最優先にすることが亡きジャニー(喜多川)さんからの教えだったためです。木村拓哉さんの妻・工藤静香さんみたいに目立ちまくる“ジャニーズ妻”は例外中の例外です。紅白の出場も決めた工藤さんはそうしたルールを全く気にするそぶりがありませんが、だからジャニーズファンからは嫌われる。瀬戸さんも、事務所から独立したことでルールを気にしなくなってしまったのでしょうか……。このままだと“工藤静香化”が懸念されるところです」(民放関係者)
V6は解散し、井ノ原は“アイドル”は卒業したという見方もできるが、「20th Century(トニセン)」は存続している。妻である瀬戸が前面に出過ぎると、快く思わないジャニーズファンもいるだろう。
「元SMAPの木村拓哉さんや嵐の二宮和也さんが結婚した時に比べると、井ノ原さんと瀬戸さんの結婚はファンのハレーションも少なかったように思います。それは、瀬戸さんが目立った仕事を避け、育児に専念しながら井ノ原さんを支えていたことでファンが温かい目で見守っていたからでしょう。うまく保たれていたバランスが、瀬戸さんが急に前面に出始めたことで崩れないか心配です」(スポーツ紙記者)
今更、“ジャニーズ妻の心得”などないかもしれないが、瀬戸が急に目立ち始めたことでJrの育成とプロデュース業を担う井ノ原社長の仕事に支障を来さなければいいが……。