“疑惑のイエローカード”を受けた吉田麻也
【FIFAワールドカップ】森保ジャパンの主将を務めるDF吉田麻也(シャルケ)が〝疑惑のイエロー〟に猛抗議だ。
1日のスペイン戦で先発した吉田は前半45分、FWアルバロ・モラタにチャージ。すると相手が足を押さえながら苦もんの表情を浮かべて倒れた。これに主審はイエローカードを出したが、リプレー映像では吉田はモラタに触れておらず反則ではないように見えた。
試合後に吉田は「前の試合もちょっとあった。やっぱりビッグチームと対戦する時って、どうしても審判がそっち側にリスペクトしすぎてしまう時があって」と判定が強豪の〝スペイン寄り〟になっていたと指摘。「僕のやつは後ろに戻しただけ。絶対イエローじゃないから、そこは『リスペクトしすぎないでくれ』というのはハーフタイムになる時も言ったし、後半に入る前にも言って〝けん制〟をした」。主審に何度も食い下がって冷静な判定を求めた。
決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦(5日)に向けては「分析のいたちごっこが始まる。オプション1、2、3まで持っておかないといけない」とさらに戦術を増やす重要性を強調していた。