次期「大河ドラマ」に沸く、徳川家康公の郷
ツーリング途中で立ち寄ることも多い「道の駅」は、その土地ならではの特産品グルメをいただけることも魅力のひとつです。今回訪れた愛知県岡崎市の「道の駅 藤川宿」では、2023年1月から放送開始予定の大河ドラマ「どうする家康」で、家康ブームの到来を予感させます。
「道の駅 藤川宿」でいただく「ぶっかけとろろきしめん」(780円)。主役のむらさぎ麦の麺を覆い隠すほど大量のとろろがかけられている
「道の駅 藤川宿」でいただく「ぶっかけとろろきしめん」(780円)。主役のむらさぎ麦の麺を覆い隠すほど大量のとろろがかけられている
人気ジャニーズグループ「嵐」の松本潤が演じる徳川家康が、数々のピンチを切り抜けていくことが描かれるであろう次期大河ドラマは、家康の地元、愛知県岡崎市でも話題となり、すでにドラマ関連のノボリが各地に立つなどブームの予感を感じさせています。
【画像】「道の駅 藤川宿」をもっと見る(13枚)
バイクで訪れた「道の駅 藤川宿」もまた、家康愛に満ち溢れています。あちらこちらに「家康」にまつわるものが置かれ、関連商品も売られていました。
そんな中、気になったのが地元特産品の数々です。地鶏の「岡崎おうはん」、「みかわもち豚」や「八丁味噌」、そして「むらさき麦」など。むらさき麦はその名の通り、穂や茎が紫色に染まる大麦の一種とのことで、「江戸時代に栽培されていたものが、いつしか幻の麦となり、平成6年に地元藤川町の方々の手により再現された」との説明がありました。
そんなむらさき麦を使ったきしめんが食べられるようなので「ぶっかけとろろきしめん」(780円)を注文してみました。
幅広のきしめんの上に大量のとろろがかけられており、隠れているつゆとよくかき混ぜてからいただくと、コシのある麺の食感を心地よく味わうことができました。訪れたときは快晴で少し暑いくらいの陽気だったので、冷やし麺が火照った体には最高でした。
2輪専用の駐車スペースもしっかり確保されていた
2輪専用の駐車スペースもしっかり確保されていた
食後は家康ブームに沸く岡崎城などを一通りめぐり、少しお腹を空かした後に再び立ち寄り、八丁味噌味の五平餅「開運家康御幣」(280円)をいただきました。えごま味と八丁味噌味から選べます。
平日の昼間でも賑わう「道の駅 藤川宿」は、家康ブーム到来に沸きつつあり、ツーリングで立ち寄る休憩スポットのひとつとしても魅力的な場所でした。