ささ竹を使って本殿のすす払いをする神職たち=2022年12月7日午前9時29分、福岡県太宰府市の太宰府天満宮、藤脇正真撮影
福岡県太宰府市の太宰府天満宮で7日、1年間の汚れや厄を落とす神事・すす払いがあった。ささ竹を持った神職7人がさらさらと音をさせながら、本殿の軒下や欄間のほこりを払った。
国指定重要文化財の本殿は、来年5月から124年ぶりの大改修工事に入り、今の姿は当面見納めとなる。神職の三井比以呂(ひいろ)さん(23)は「貴重な機会にご奉仕できた。私自身もすがすがしい気持ちになりました」と話した。