松本伊代
歌手の松本伊代(57)がTBS系クイズバラエティー番組「オオカミ少年」(金曜午後7時)の企画を収録中、落とし穴に落ちた際、腰を負傷、腰椎の圧迫骨折で3カ月の重傷を負ったことが26日、分かった。TBSが発表した。
「オオカミ少年」はダウンタウンの浜田雅功(59)がMCを務め、さまざまなVTRで出題される問題を「ウソ」か「ホント」か当てるクイズなどで構成。同局によると、松本は24日、クイズの不正解者がスポンジ状のクッションで満たされた落とし穴に落ちる「ソクオチ」企画の収録にゲスト出演者として参加していた。
松本は不正解で約1・5メートル落下した際、腰を痛めたという。病院で診察を受けた結果、腰椎の圧迫骨折と診断され、治癒には3カ月程度の加療を要するとされた。
松本は同局を通じ、「ご心配をおかけして申し訳ございません。今は治療に専念し、早く元気になれるように頑張ります」とコメントしている。
TBSは松本の負傷について「けがをされたことに対し、松本伊代さんをはじめ関係者の皆さまにおわび申し上げます。この企画(ソクオチ)は過去に2回行っており、今回も事前にシミュレーションを繰り返し行い、着地する場所にはウレタンを大量に敷き詰め衝撃を吸収するなど安全対策に努めておりましたが、このような結果となり、大変申し訳なく思っております。今後、同様のことが起こらないよう、番組制作に際しての安全管理をさらに徹底してまいります」としている。
圧迫骨折は上下からの強い力が加わることで背骨に起きる骨折。