前日会見に臨む森保監督(左)と遠藤航(撮影・金田祐二)
サッカーのW杯カタール大会で1次リーグE組の日本代表は27日午後1時(日本時間同7時)からコスタリカ代表との第2戦に挑む。森保一監督(54)は26日、ドーハ近郊で前日会見に臨み、注目を集める選手起用については「明日のベストということで起用を考えている。1試合目の疲労等々を考慮しながら考えていきたい」と若干名の入れ替えを示唆。「試合前の発表を楽しみにしていただきたい」とドイツ戦(23日)前日と同じ言葉で結んだ。
日本は右サイドバック(SB)の主戦、酒井宏樹(浦和)が左太もも裏の違和感で欠場が濃厚。代役に山根視来(川崎)の先発起用が濃厚となっている。
コスタリカについては「身体能力の高い選手が多くおり、組織としても戦えるチーム」と印象を語った。初戦のスペイン戦で0-7と大敗しているが、「だからこそ我々との試合に懸けてくるはず。リバウンドメンタリティーを持って臨んでくるはずなので、やるべきことをしっかりやりたい」と警戒した。
初戦でドイツを下し、「ドーハの奇跡」を演じた日本は勝ち点3、コスタリカは同0。日本がコスタリカに勝利し、27日午後10時(日本時間28日午前4時)からの試合でスペインがドイツに勝つか引き分けると、日本の2大会連続4度目の決勝トーナメント進出が決まる。
国際サッカー連盟(FIFA)ランキングで日本は24位、コスタリカは31位。通算対戦成績は日本の3勝1分け。