2日の立川競輪初日7R(A級予選)で、出走した6選手全員が落車するという珍しいアクシデントが起きた。
レースは6車立てで行われ、3対3のライン2分戦。勝負どころで奥出良(石川)が先行すると、残り2周を切ったところから泉文人(福島)が4番手から巻き返しを図る。奥出に並びかけたところで奥出が自らブロックすると、泉と絡み合って両者が落車。後続の4選手も巻き込まれる形になって、全員がバンクに倒れた。
状況を察して立ち上がり、再度自転車に乗った富永益生(愛知)、長岡豪(群馬)、中川博文(福井)の順にゴール。3連単は10万3560円の大波乱となった。なお、アクシデントによる失格者は出ていない。