“脂がたっぷり”ブランド魚「金華サバ」ようやくシーズン到来宣言
脂が抜群に乗ったサバ「金華さば」が2日朝、宮城県石巻市の魚市場に大量に水揚げされ、シーズンの到来が宣言されました。
石巻魚市場には2日朝、巻き網船12隻が入港し、三陸沖で獲ったサバおよそ▼960トンを水揚げしました。
石巻魚市場では、青森県から茨城県の沖合いで秋に漁獲され、特に脂の乗りが良いマサバを金華さばというブランドで出荷しています。2日の水揚げは小型が主体でしたが、脂がたっぷりの金華さばが一定数含まれていたことから、シーズンの到来が宣言されました。
石巻魚市場・佐々木茂樹社長:「ひとまずまとまった水揚げがあったので、ほっとしたところ。中型、大型の大きいサイズのものが多く漁獲されることを祈っている」
今年のサバ漁は出足が悪く、「金華さば」のシーズン到来宣言も初めて12月にずれ込みました。サバの水揚げは来年2月ごろまで続く見通しです。