「アムラー眉」「津軽弁」…和久田麻由子アナ&桑子真帆アナら、NHK女性アナたちの素顔

「アムラー眉」「津軽弁」…和久田麻由子アナ&桑子真帆アナら、nhk女性アナたちの素顔

NHK女性アナのエピソードの数々(左から井上あさひアナ、和久田麻由子アナ、桑子真帆アナ)

 学生は入学式、社会人は新年度──節目となる4月はテレビ局でも番組改編が行なわれる。どんな番組人事が下されるのか。アナウンサーの素顔を知ることで、テレビがより一層おもしろくなる。

【表2枚】NHK女性アナのエピソード集 【写真12枚】和久田麻由子アナや桑子真帆アナなど

 NHKで絶対エースといわれるのが和久田麻由子アナ(34)。産休を経て、4月から夜の情報番組『NHKニュース7』のMCを務める。和久田アナは幼少期をアメリカで過ごした帰国子女で、高校時代はミュージカル俳優に憧れて演劇部に所属。東大時代はラクロス部のマネージャーを務めた。女子アナ評論家の丸山大次郎氏が語る。

「就職活動はNHKのみ、アナウンススクールにも通わずに合格。入社当初はミスをしても職場で涙を堪えて、帰り道や自宅で大泣きしたそうです」

 和久田アナと並ぶ2トップと言われる桑子真帆アナ(35)も、マスコミ業界で就職試験を受けたのはNHKのみ。ただし、学生時代にはNHKでアルバイトをしていた。

「そもそもアナウンサー志望ですらなかったそう。大学時代は金髪で、サンバのサークルに所属してサックスと打楽器を担当。広島放送局時代には派手なセーラー服コスプレを披露しました」(NHK関係者)

 このほか、NHKの女性アナウンサーのエピソードを紹介する。(入社年/出身地/出身大学/担当番組)

●井上あさひアナ(41)

2004年/岡山県/お茶の水女子大学/『ヒューマニエンスQ』

 高校は野球部のマネージャーで、広島カープの大ファン。教員免許を持つ。「趣味はキティちゃんグッズの収集だそう」(女性アナに詳しい島本拓氏)

●林田理沙アナ(33)

2014年/長崎県/東京藝術大学/『NHKニュース7』

 学生時代のあだ名は「リンダ」。絶対音感の持ち主で、5歳からピアノ、小1から中3までバレエ、中高で合唱部という芸術家肌。

●山内泉アナ

2017年/愛知県/慶應義塾大学/『ニュースウオッチ9』

 高校ではダンス部に所属し、学生時代はファッションショーに出場。「大のハロプロファンで知られる」(丸山氏)

●鈴木奈穂子アナ(41)

2004年/神奈川県/法政大学/『あさイチ』

“アムラー“時代の自身のギャル写真を『あさイチ』で公開し話題に。眉毛の太さは今も変わっていないらしい。

●川崎理加アナ(29)

2016年/アメリカ/上智大学/『NHKニュース7』

 生まれ故郷はアメリカ・ミシシッピ州。TOEICは990点。同僚の井上裕貴アナと昨年結婚している。

●赤木野々花アナ(32)

2013年/岡山県/慶應義塾大学/『うたコン』『サタデーウオッチ9』

 5歳からハープを習っており、アナウンサーになっていなかったらハープ奏者になっていた。サッカーJ2のファジアーノ岡山の大ファン。

●副島萌生アナ(31)

2015年/青森県/慶應義塾大学/『コズミックフロント』『NHKニュース おはよう日本』

 青森県弘前市出身。生放送で津軽弁を披露し「さすがネイティブ」と視聴者を唸らせた。訛っているほうがかわいいとの声も。

●吉岡真央アナ

2018年/福井県/慶應義塾大学/『サタデーウオッチ9』『ニュースウオッチ9』

 幼少期からクラシックバレエを習っており、大学ではチアリーディング部に所属した。高知放送局時代は地元のよさこいチームに入会。

※週刊ポスト2023年4月7・14日号

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  • アジア大会男子サッカーは日本、韓国、中国、北朝鮮らが16強入りも…決勝トーナメント表が二転三転する事態に

    日本ら決勝トーナメント進出チームが決定  第19回アジア競技大会の男子サッカーは25日にグループリーグ全日程を終え、決勝トーナメント進出チームが決定した。ただ、大会側が発表する組合せが二転三転する事態となっている。  U-22日本代表はGL2試合を連勝で終え、首位通過。決勝トーナメント1回戦はミャンマーと対戦することになった。当初は準々決勝に進出した場合、北朝鮮対バーレーンの勝者と戦うことが発表されていたが、25日夜に組合せが急遽変更に。準々決勝はウズベキスタン対インドネシアの勝者に改められた。これは日本がGLを2位通過だった場合、準々決勝で前回王者・韓国と対戦する可能性が生まれていたことになるなど、大きな影響をもたらすものに。変更された理由は明らかにされていなかった。  しかし決勝トーナメントが始まる前日の26日、大会は再び改訂版の組合せ表を発表。25日の変更分はリセットされ、当初の組合せで行われることが決まったようだ。そのため、日本はミャンマーに勝利した場合、準々決勝の相手は北朝鮮対バーレーンの勝者となる。もっとも今回の変更も理由は不明。各チーム内で混乱が生じていないか気になるところだ。 【決勝トーナメント1回戦】 [1] 中国 vs カタール [2] 韓国 vs キルギス [3] ウズベキスタン vs インドネシア [4] インド vs サウジアラビア [5] イラン vs タイ [6] 香港 vs パレスチナ [7] 日本 vs ミャンマー [8] 北朝鮮 vs バーレーン 【準々決勝】 [9] [1]の勝者 vs [2]の勝者 [10] [3]の勝者 vs [4]の勝者 [11] [5]の勝者 vs [6]の勝者 ...
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  • 要請通り自粛した学生ほど「無気力」として就活で切り捨てられる…「陽キャ」を求める大人の手のひら返し

    ※写真はイメージです 大学生活の多くをコロナ禍で過ごした世代の就職活動が進んでいる。文筆家の御田寺圭さんは「活動的な若者はさらに活動的に、無気力な若者はさらに無気力にと、学生の二極化が進んでいる。背景にはこの3年間で『ただしさ』が反転したことがある」という――。 「コロナ直撃世代」の若者たちが社会に出ていく ご存じのとおり、新型コロナウイルスは今年5月から5類に移行した。それをひとつの区切りとして、世の中もこれまで感染対策の名目で行っていた各種制限を大幅に緩和もしくは解除し、2020年以前の姿を急速に取り戻している。「コロナ禍」と呼ばれた時代の終焉(しゅうえん)である。 それは大学も例外ではなく、これまで学内外での活動に一定の制限が課せられていた学生たちにも、ようやく「かつての日々」が戻ってきた。しかしながら、コロナによって失われた3年の影響は甚大で、2020年以降に大学に入学した学生のなかには、サークル活動に十分参加できなかったり、参加できたとしても課外活動はもちろん飲み会やコンパなどをほとんど経験しないまま今日まで過ごしてしまった人も少なくはない(全国大学生協連「第58回(2022年秋実施)学生生活実態調査 速報」)。 「新しい生活様式を守ろう」「不要不急の活動は控えて」などと騒いでいるうちに、あっという間に3年も経過してしまった。その間に先輩たちは卒業してしまい、口伝で継承されてきたサークル内のノウハウも断絶して、「作法」がそのまま消えてしまったという話もある。 いずれにしても、高校にせよ大学にせよ3年間を「コロナ禍」とともに過ごしてきたいわゆる「コロナ直撃世代」の若者たちが、いよいよこれから数年にかけて世の中に輩出される。そして私が「コロナ直撃世代」の若者たちの特徴について、企業でかれらを採用する側の人からしばしば見聞きしたのは、一見すると奇妙な感想だった。 曰く「ここ最近の若者は、優秀な人を見つけやすくなった」というのである。 学生が「わかりやすく二極化」してしまった 「優秀な人が増えた」ではなく「優秀な人を見つけやすくなった」という表現にひっかかりを覚えた。それはつまるところ、コロナ禍が学生の質をよくする効用があったとか、そういう話ではない。そうではなくて、「無気力な人間がもっと無気力な姿をするようになったおかげで、採用する側からもわかりやすくなって、以前よりもそういう人を直感的に弾(はじ)きやすくなった」というのである。 ようするに、学生が“わかりやすく二極化”してしまったのだという。 コロナのせいで色々な制限を受けた状況においても、主体性やバイタリティや行動力がある学生たちは、ただただそれぞれが家にひきこもっていたわけではなかった。どうにか工夫して仲間とのアクティビティをつくりだし、できるかぎりの努力を尽くしていたことがより明確に分かるようになったという。若者の行動に厳しい目が向けられていた時期でも、むしろそうした制限を課せられていたことで奮起し、自分たちの頭で考えてやれることを工夫して、ポジティブに行動していた者は「見るべきところがある」と評価されたのだ。 コロナ前はインドアな学生も「ガクチカ」のために活動をした 他方で「無気力」タイプの人はそうではなかったらしい。前者の若者たちとは異なり、本当に一切活動する意欲がないように見えてしまうのだという。いわゆる「学生時代に力を入れたこと(若者たちの通称では“ガクチカ”と呼ばれる)」についても、社会の号令にすんなりしたがって家にずっといたせいで、本当にまったく何もしていなかった人も少なくなかったようで、前者との経験値やバイタリティの差がさらにはっきりと顕在化するようになってしまったのだ。 活動的な若者はさらに活動的に、無気力な若者はさらに無気力に――どうしてこんな二極化が起こってしまったのか。 それはこの3年間における「ただしさ」が反転してしまったことが影響しているだろう。この3年間は先述したとおり「新しい生活様式を守ろう」「不要不急の外出は控えよう」「密を避けよう」「集まるよりリモートで」といった号令によって、もともと「インドア派」だった人びとにあまりに都合のよい“社会通念”が再構築された期間でもあった。2020年よりも前であれば、インドア派の若者たちだって就職では「ガクチカ」が重視されていることは分かっているからこそ、渋々ながらなんらかのアクティビティに参加していたものだ。 だがコロナ禍においては、インドアで個人完結的で非社交的なライフスタイルを送ることこそが「正義」という価値観に変わってしまい、かれらは自らアクティブに動くことを率先して放棄してしまったのではないか。 「壮大なドッキリ」にかかったインドアな若者たち 2020年以前には「陽キャ」的な、つまりアウトドアで集団的アクティビティをしていた人びとが向社会的で「正道」の側だったのに、コロナの3年間ではその立場がまったく反転した。インドアで閉鎖的で個人的な、いわゆる「陰キャ」的なライフスタイルを送っている人の側にこそ「ただしさ」のヘゲモニーが移ったことは事実だろう。 2020年からの3年間は、外に出るのも、他人とつるむのも、身体を動かすのも、旅行するのもあまり好きでなかったような人たちにとって、「そうすることが正解ですよ」「そうするのが社会のためになっていますよ」「それこそが正義ですよ」と、自分たちがこれまで世の中から良いようには見られていなかったはずのライフスタイルが、とつぜん応援されたり肯定されたりするようになった。文字どおりボーナスタイムだった。 「『ガクチカ』なんか、別になくていいって。世の中が家でじっとしてろっていうんだから」――と、社会からまさしく“お墨付き”をもらったからこそ、安心して堂々と「無気力」ライフを過ごしていた人も少なくなかったはずだ。責めているわけではない。とりわけ2020~2022年には本当にそういう雰囲気が世の中にあったことは私もはっきり記憶している。外に出て活動する若者は「コロナをまき散らす不届き者」として糾弾されるような雰囲気が間違いなくあったからだ。 ……しかしながら、本当に残念なことだが結果論的に見ればこれは“罠”というか“壮大なドッキリ”という形になってしまったのだろう。 企業が求めているのは「陽キャ」な若者 市民社会は「若者は外に出るな。感染を広げるな。家でじっとしてろ」と若者たちに暗黙的なプレッシャーをかけていたものの、企業社会はそれを真に受けて「無気力」をやってしまうような若者は少しも欲しがっていなかったのだ。そんなプレッシャーに屈することなく、諦めずに自分たちでできる範囲でやれること・やるべきことを見出すエネルギッシュで行動力のある「陽キャ」な若者を歓迎していた。 世の中の大人たちは本音では「無気力な(陰キャな)若者はいらん」と相変わらず思っていたのに、しかし表面的・建前的には「無気力でいることに善性」を付与するような社会的メッセージを発するという、もちろん当人たちとしてはダブルスタンダードのつもりはなかったのだろうけれど、結果論的には「正直に信じた者がバカを見る」状況を生んでしまった。 ようするにコロナの3年は――だれかがそれを明確に企んだわけではなかったのだが――企業社会ではなるべく門前払いしておきたい「無気力」な人間をより高精度に炙り出す一種のフィルターのような働きをしてしまったということである。 社会がそれを正義だと推奨するからと「お言葉に甘えて」家でじっとしていた若者たちは――社会に言われたことを従順に受け入れていただけなのに――いざ就職の段になったときには「無気力になにもしていなかったような奴はいらないからね」と撥ねられてしまったのである。 「時代の犠牲者」としての側面は否定できない コロナ前に採用面接にやってくる若者はみな中間的というか、だれを見てもそれなりにできるような、あるいはそうでもないような、つまりよくわからないような人も多くて、評価する側は頭を悩ませていた。だが最近はずいぶんと「採るべき人/そうでない人」が見えやすくなったような気がする――そんな感想を、もしかしたらいまこの文章を読まれている方も、自分自身で感じていたり、あるいは周囲から見聞きしているかもしれない。おそらくそれは偶然ではない。 もちろん「無気力派」なかれらだって、みんながみんな好きで家でじっとしたわけではなく、国や大学からの要請に善かれと思い従ってそうなったという犠牲者的な側面があることは否定できない。だが、そんなことを申し立てたところで、社会の側が責任を取ってくれるわけがないのもまた分かり切っていたことだ。 従順な若者たちほど切り捨てられる結果になってしまった 私は2020年のゴールデンウィーク時点でもうすでに若者たちに「しょせんは要請(お願いベース)なんだから必ず従わなきゃいけないなんてルールはない。悪いことはいわないから、気にせず友達と外に繰りだせ」と訴えたり、あるいはこのプレジデントオンラインでも「コロナパーティーをする若者こそ、社会が正常化に向かう動きを象徴している」と述べて物議をかもした(ときに炎上した)。「若者を煽る間接的な殺人者め」とまで罵られることもあった。 だが結局こうして行動制限が大幅に解除されて、事実上の「コロナ明け」となった現在には、社会的な「要請」に従った若者たちには案の定なんら報酬や埋め合わせがあったわけでもなく、「無気力な奴がもっとわかりやすくなって助かった」「やる奴は厳しい状況でもやってたんだから、そうじゃない人は自己責任でしょ」と切り捨てられる結果になってしまった。 時代のうねりに翻弄された若者たちは、「大人」がつくったこの世の中に出て、なにを感じ、そしてどう生きていくのだろうか。 ———- 御田寺 圭(みたてら・けい) 文筆家・ラジオパーソナリティー 会社員として働くかたわら、「テラケイ」「白饅頭」名義でインターネットを中心に、家族・労働・人間関係などをはじめとする広範な社会問題についての言論活動を行う。「SYNODOS(シノドス)」などに寄稿。「note」での連載をまとめた初の著作『矛盾社会序説』(イースト・プレス)を2018年11月に刊行。近著に『ただしさに殺されないために』(大和書房)。「白饅頭note」はこちら。 ———-
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    ※写真はイメージです 大学生活の多くをコロナ禍で過ごした世代の就職活動が進んでいる。文筆家の御田寺圭さんは「活動的な若者はさらに活動的に、無気力な若者はさらに無気力にと、学生の二極化が進んでいる。背景にはこの3年間で『ただしさ』が反転したことがある」という――。 「コロナ直撃世代」の若者たちが社会に出ていく ご存じのとおり、新型コロナウイルスは今年5月から5類に移行した。それをひとつの区切りとして、世の中もこれまで感染対策の名目で行っていた各種制限を大幅に緩和もしくは解除し、2020年以前の姿を急速に取り戻している。「コロナ禍」と呼ばれた時代の終焉(しゅうえん)である。 それは大学も例外ではなく、これまで学内外での活動に一定の制限が課せられていた学生たちにも、ようやく「かつての日々」が戻ってきた。しかしながら、コロナによって失われた3年の影響は甚大で、2020年以降に大学に入学した学生のなかには、サークル活動に十分参加できなかったり、参加できたとしても課外活動はもちろん飲み会やコンパなどをほとんど経験しないまま今日まで過ごしてしまった人も少なくはない(全国大学生協連「第58回(2022年秋実施)学生生活実態調査 速報」)。 「新しい生活様式を守ろう」「不要不急の活動は控えて」などと騒いでいるうちに、あっという間に3年も経過してしまった。その間に先輩たちは卒業してしまい、口伝で継承されてきたサークル内のノウハウも断絶して、「作法」がそのまま消えてしまったという話もある。 いずれにしても、高校にせよ大学にせよ3年間を「コロナ禍」とともに過ごしてきたいわゆる「コロナ直撃世代」の若者たちが、いよいよこれから数年にかけて世の中に輩出される。そして私が「コロナ直撃世代」の若者たちの特徴について、企業でかれらを採用する側の人からしばしば見聞きしたのは、一見すると奇妙な感想だった。 曰く「ここ最近の若者は、優秀な人を見つけやすくなった」というのである。 学生が「わかりやすく二極化」してしまった 「優秀な人が増えた」ではなく「優秀な人を見つけやすくなった」という表現にひっかかりを覚えた。それはつまるところ、コロナ禍が学生の質をよくする効用があったとか、そういう話ではない。そうではなくて、「無気力な人間がもっと無気力な姿をするようになったおかげで、採用する側からもわかりやすくなって、以前よりもそういう人を直感的に弾(はじ)きやすくなった」というのである。 ようするに、学生が“わかりやすく二極化”してしまったのだという。 コロナのせいで色々な制限を受けた状況においても、主体性やバイタリティや行動力がある学生たちは、ただただそれぞれが家にひきこもっていたわけではなかった。どうにか工夫して仲間とのアクティビティをつくりだし、できるかぎりの努力を尽くしていたことがより明確に分かるようになったという。若者の行動に厳しい目が向けられていた時期でも、むしろそうした制限を課せられていたことで奮起し、自分たちの頭で考えてやれることを工夫して、ポジティブに行動していた者は「見るべきところがある」と評価されたのだ。 コロナ前はインドアな学生も「ガクチカ」のために活動をした 他方で「無気力」タイプの人はそうではなかったらしい。前者の若者たちとは異なり、本当に一切活動する意欲がないように見えてしまうのだという。いわゆる「学生時代に力を入れたこと(若者たちの通称では“ガクチカ”と呼ばれる)」についても、社会の号令にすんなりしたがって家にずっといたせいで、本当にまったく何もしていなかった人も少なくなかったようで、前者との経験値やバイタリティの差がさらにはっきりと顕在化するようになってしまったのだ。 活動的な若者はさらに活動的に、無気力な若者はさらに無気力に――どうしてこんな二極化が起こってしまったのか。 それはこの3年間における「ただしさ」が反転してしまったことが影響しているだろう。この3年間は先述したとおり「新しい生活様式を守ろう」「不要不急の外出は控えよう」「密を避けよう」「集まるよりリモートで」といった号令によって、もともと「インドア派」だった人びとにあまりに都合のよい“社会通念”が再構築された期間でもあった。2020年よりも前であれば、インドア派の若者たちだって就職では「ガクチカ」が重視されていることは分かっているからこそ、渋々ながらなんらかのアクティビティに参加していたものだ。 だがコロナ禍においては、インドアで個人完結的で非社交的なライフスタイルを送ることこそが「正義」という価値観に変わってしまい、かれらは自らアクティブに動くことを率先して放棄してしまったのではないか。 「壮大なドッキリ」にかかったインドアな若者たち 2020年以前には「陽キャ」的な、つまりアウトドアで集団的アクティビティをしていた人びとが向社会的で「正道」の側だったのに、コロナの3年間ではその立場がまったく反転した。インドアで閉鎖的で個人的な、いわゆる「陰キャ」的なライフスタイルを送っている人の側にこそ「ただしさ」のヘゲモニーが移ったことは事実だろう。 2020年からの3年間は、外に出るのも、他人とつるむのも、身体を動かすのも、旅行するのもあまり好きでなかったような人たちにとって、「そうすることが正解ですよ」「そうするのが社会のためになっていますよ」「それこそが正義ですよ」と、自分たちがこれまで世の中から良いようには見られていなかったはずのライフスタイルが、とつぜん応援されたり肯定されたりするようになった。文字どおりボーナスタイムだった。 「『ガクチカ』なんか、別になくていいって。世の中が家でじっとしてろっていうんだから」――と、社会からまさしく“お墨付き”をもらったからこそ、安心して堂々と「無気力」ライフを過ごしていた人も少なくなかったはずだ。責めているわけではない。とりわけ2020~2022年には本当にそういう雰囲気が世の中にあったことは私もはっきり記憶している。外に出て活動する若者は「コロナをまき散らす不届き者」として糾弾されるような雰囲気が間違いなくあったからだ。 ……しかしながら、本当に残念なことだが結果論的に見ればこれは“罠”というか“壮大なドッキリ”という形になってしまったのだろう。 企業が求めているのは「陽キャ」な若者 市民社会は「若者は外に出るな。感染を広げるな。家でじっとしてろ」と若者たちに暗黙的なプレッシャーをかけていたものの、企業社会はそれを真に受けて「無気力」をやってしまうような若者は少しも欲しがっていなかったのだ。そんなプレッシャーに屈することなく、諦めずに自分たちでできる範囲でやれること・やるべきことを見出すエネルギッシュで行動力のある「陽キャ」な若者を歓迎していた。 世の中の大人たちは本音では「無気力な(陰キャな)若者はいらん」と相変わらず思っていたのに、しかし表面的・建前的には「無気力でいることに善性」を付与するような社会的メッセージを発するという、もちろん当人たちとしてはダブルスタンダードのつもりはなかったのだろうけれど、結果論的には「正直に信じた者がバカを見る」状況を生んでしまった。 ようするにコロナの3年は――だれかがそれを明確に企んだわけではなかったのだが――企業社会ではなるべく門前払いしておきたい「無気力」な人間をより高精度に炙り出す一種のフィルターのような働きをしてしまったということである。 社会がそれを正義だと推奨するからと「お言葉に甘えて」家でじっとしていた若者たちは――社会に言われたことを従順に受け入れていただけなのに――いざ就職の段になったときには「無気力になにもしていなかったような奴はいらないからね」と撥ねられてしまったのである。 「時代の犠牲者」としての側面は否定できない コロナ前に採用面接にやってくる若者はみな中間的というか、だれを見てもそれなりにできるような、あるいはそうでもないような、つまりよくわからないような人も多くて、評価する側は頭を悩ませていた。だが最近はずいぶんと「採るべき人/そうでない人」が見えやすくなったような気がする――そんな感想を、もしかしたらいまこの文章を読まれている方も、自分自身で感じていたり、あるいは周囲から見聞きしているかもしれない。おそらくそれは偶然ではない。 もちろん「無気力派」なかれらだって、みんながみんな好きで家でじっとしたわけではなく、国や大学からの要請に善かれと思い従ってそうなったという犠牲者的な側面があることは否定できない。だが、そんなことを申し立てたところで、社会の側が責任を取ってくれるわけがないのもまた分かり切っていたことだ。 従順な若者たちほど切り捨てられる結果になってしまった 私は2020年のゴールデンウィーク時点でもうすでに若者たちに「しょせんは要請(お願いベース)なんだから必ず従わなきゃいけないなんてルールはない。悪いことはいわないから、気にせず友達と外に繰りだせ」と訴えたり、あるいはこのプレジデントオンラインでも「コロナパーティーをする若者こそ、社会が正常化に向かう動きを象徴している」と述べて物議をかもした(ときに炎上した)。「若者を煽る間接的な殺人者め」とまで罵られることもあった。 だが結局こうして行動制限が大幅に解除されて、事実上の「コロナ明け」となった現在には、社会的な「要請」に従った若者たちには案の定なんら報酬や埋め合わせがあったわけでもなく、「無気力な奴がもっとわかりやすくなって助かった」「やる奴は厳しい状況でもやってたんだから、そうじゃない人は自己責任でしょ」と切り捨てられる結果になってしまった。 時代のうねりに翻弄された若者たちは、「大人」がつくったこの世の中に出て、なにを感じ、そしてどう生きていくのだろうか。 ———- 御田寺 圭(みたてら・けい) 文筆家・ラジオパーソナリティー 会社員として働くかたわら、「テラケイ」「白饅頭」名義でインターネットを中心に、家族・労働・人間関係などをはじめとする広範な社会問題についての言論活動を行う。「SYNODOS(シノドス)」などに寄稿。「note」での連載をまとめた初の著作『矛盾社会序説』(イースト・プレス)を2018年11月に刊行。近著に『ただしさに殺されないために』(大和書房)。「白饅頭note」はこちら。 ———-
    See Details: 批判あいつぐ『段ボール授乳室』に倉田真由美さん「助かる!という人も多いのでは?」「赤ちゃんは『我慢』はできない」
  • 「自民党本部は異常だと思う」 自民党福岡県議団・中尾正幸幹事長

    ※写真はイメージです 大学生活の多くをコロナ禍で過ごした世代の就職活動が進んでいる。文筆家の御田寺圭さんは「活動的な若者はさらに活動的に、無気力な若者はさらに無気力にと、学生の二極化が進んでいる。背景にはこの3年間で『ただしさ』が反転したことがある」という――。 「コロナ直撃世代」の若者たちが社会に出ていく ご存じのとおり、新型コロナウイルスは今年5月から5類に移行した。それをひとつの区切りとして、世の中もこれまで感染対策の名目で行っていた各種制限を大幅に緩和もしくは解除し、2020年以前の姿を急速に取り戻している。「コロナ禍」と呼ばれた時代の終焉(しゅうえん)である。 それは大学も例外ではなく、これまで学内外での活動に一定の制限が課せられていた学生たちにも、ようやく「かつての日々」が戻ってきた。しかしながら、コロナによって失われた3年の影響は甚大で、2020年以降に大学に入学した学生のなかには、サークル活動に十分参加できなかったり、参加できたとしても課外活動はもちろん飲み会やコンパなどをほとんど経験しないまま今日まで過ごしてしまった人も少なくはない(全国大学生協連「第58回(2022年秋実施)学生生活実態調査 速報」)。 「新しい生活様式を守ろう」「不要不急の活動は控えて」などと騒いでいるうちに、あっという間に3年も経過してしまった。その間に先輩たちは卒業してしまい、口伝で継承されてきたサークル内のノウハウも断絶して、「作法」がそのまま消えてしまったという話もある。 いずれにしても、高校にせよ大学にせよ3年間を「コロナ禍」とともに過ごしてきたいわゆる「コロナ直撃世代」の若者たちが、いよいよこれから数年にかけて世の中に輩出される。そして私が「コロナ直撃世代」の若者たちの特徴について、企業でかれらを採用する側の人からしばしば見聞きしたのは、一見すると奇妙な感想だった。 曰く「ここ最近の若者は、優秀な人を見つけやすくなった」というのである。 学生が「わかりやすく二極化」してしまった 「優秀な人が増えた」ではなく「優秀な人を見つけやすくなった」という表現にひっかかりを覚えた。それはつまるところ、コロナ禍が学生の質をよくする効用があったとか、そういう話ではない。そうではなくて、「無気力な人間がもっと無気力な姿をするようになったおかげで、採用する側からもわかりやすくなって、以前よりもそういう人を直感的に弾(はじ)きやすくなった」というのである。 ようするに、学生が“わかりやすく二極化”してしまったのだという。 コロナのせいで色々な制限を受けた状況においても、主体性やバイタリティや行動力がある学生たちは、ただただそれぞれが家にひきこもっていたわけではなかった。どうにか工夫して仲間とのアクティビティをつくりだし、できるかぎりの努力を尽くしていたことがより明確に分かるようになったという。若者の行動に厳しい目が向けられていた時期でも、むしろそうした制限を課せられていたことで奮起し、自分たちの頭で考えてやれることを工夫して、ポジティブに行動していた者は「見るべきところがある」と評価されたのだ。 コロナ前はインドアな学生も「ガクチカ」のために活動をした 他方で「無気力」タイプの人はそうではなかったらしい。前者の若者たちとは異なり、本当に一切活動する意欲がないように見えてしまうのだという。いわゆる「学生時代に力を入れたこと(若者たちの通称では“ガクチカ”と呼ばれる)」についても、社会の号令にすんなりしたがって家にずっといたせいで、本当にまったく何もしていなかった人も少なくなかったようで、前者との経験値やバイタリティの差がさらにはっきりと顕在化するようになってしまったのだ。 活動的な若者はさらに活動的に、無気力な若者はさらに無気力に――どうしてこんな二極化が起こってしまったのか。 それはこの3年間における「ただしさ」が反転してしまったことが影響しているだろう。この3年間は先述したとおり「新しい生活様式を守ろう」「不要不急の外出は控えよう」「密を避けよう」「集まるよりリモートで」といった号令によって、もともと「インドア派」だった人びとにあまりに都合のよい“社会通念”が再構築された期間でもあった。2020年よりも前であれば、インドア派の若者たちだって就職では「ガクチカ」が重視されていることは分かっているからこそ、渋々ながらなんらかのアクティビティに参加していたものだ。 だがコロナ禍においては、インドアで個人完結的で非社交的なライフスタイルを送ることこそが「正義」という価値観に変わってしまい、かれらは自らアクティブに動くことを率先して放棄してしまったのではないか。 「壮大なドッキリ」にかかったインドアな若者たち 2020年以前には「陽キャ」的な、つまりアウトドアで集団的アクティビティをしていた人びとが向社会的で「正道」の側だったのに、コロナの3年間ではその立場がまったく反転した。インドアで閉鎖的で個人的な、いわゆる「陰キャ」的なライフスタイルを送っている人の側にこそ「ただしさ」のヘゲモニーが移ったことは事実だろう。 2020年からの3年間は、外に出るのも、他人とつるむのも、身体を動かすのも、旅行するのもあまり好きでなかったような人たちにとって、「そうすることが正解ですよ」「そうするのが社会のためになっていますよ」「それこそが正義ですよ」と、自分たちがこれまで世の中から良いようには見られていなかったはずのライフスタイルが、とつぜん応援されたり肯定されたりするようになった。文字どおりボーナスタイムだった。 「『ガクチカ』なんか、別になくていいって。世の中が家でじっとしてろっていうんだから」――と、社会からまさしく“お墨付き”をもらったからこそ、安心して堂々と「無気力」ライフを過ごしていた人も少なくなかったはずだ。責めているわけではない。とりわけ2020~2022年には本当にそういう雰囲気が世の中にあったことは私もはっきり記憶している。外に出て活動する若者は「コロナをまき散らす不届き者」として糾弾されるような雰囲気が間違いなくあったからだ。 ……しかしながら、本当に残念なことだが結果論的に見ればこれは“罠”というか“壮大なドッキリ”という形になってしまったのだろう。 企業が求めているのは「陽キャ」な若者 市民社会は「若者は外に出るな。感染を広げるな。家でじっとしてろ」と若者たちに暗黙的なプレッシャーをかけていたものの、企業社会はそれを真に受けて「無気力」をやってしまうような若者は少しも欲しがっていなかったのだ。そんなプレッシャーに屈することなく、諦めずに自分たちでできる範囲でやれること・やるべきことを見出すエネルギッシュで行動力のある「陽キャ」な若者を歓迎していた。 世の中の大人たちは本音では「無気力な(陰キャな)若者はいらん」と相変わらず思っていたのに、しかし表面的・建前的には「無気力でいることに善性」を付与するような社会的メッセージを発するという、もちろん当人たちとしてはダブルスタンダードのつもりはなかったのだろうけれど、結果論的には「正直に信じた者がバカを見る」状況を生んでしまった。 ようするにコロナの3年は――だれかがそれを明確に企んだわけではなかったのだが――企業社会ではなるべく門前払いしておきたい「無気力」な人間をより高精度に炙り出す一種のフィルターのような働きをしてしまったということである。 社会がそれを正義だと推奨するからと「お言葉に甘えて」家でじっとしていた若者たちは――社会に言われたことを従順に受け入れていただけなのに――いざ就職の段になったときには「無気力になにもしていなかったような奴はいらないからね」と撥ねられてしまったのである。 「時代の犠牲者」としての側面は否定できない コロナ前に採用面接にやってくる若者はみな中間的というか、だれを見てもそれなりにできるような、あるいはそうでもないような、つまりよくわからないような人も多くて、評価する側は頭を悩ませていた。だが最近はずいぶんと「採るべき人/そうでない人」が見えやすくなったような気がする――そんな感想を、もしかしたらいまこの文章を読まれている方も、自分自身で感じていたり、あるいは周囲から見聞きしているかもしれない。おそらくそれは偶然ではない。 もちろん「無気力派」なかれらだって、みんながみんな好きで家でじっとしたわけではなく、国や大学からの要請に善かれと思い従ってそうなったという犠牲者的な側面があることは否定できない。だが、そんなことを申し立てたところで、社会の側が責任を取ってくれるわけがないのもまた分かり切っていたことだ。 従順な若者たちほど切り捨てられる結果になってしまった 私は2020年のゴールデンウィーク時点でもうすでに若者たちに「しょせんは要請(お願いベース)なんだから必ず従わなきゃいけないなんてルールはない。悪いことはいわないから、気にせず友達と外に繰りだせ」と訴えたり、あるいはこのプレジデントオンラインでも「コロナパーティーをする若者こそ、社会が正常化に向かう動きを象徴している」と述べて物議をかもした(ときに炎上した)。「若者を煽る間接的な殺人者め」とまで罵られることもあった。 だが結局こうして行動制限が大幅に解除されて、事実上の「コロナ明け」となった現在には、社会的な「要請」に従った若者たちには案の定なんら報酬や埋め合わせがあったわけでもなく、「無気力な奴がもっとわかりやすくなって助かった」「やる奴は厳しい状況でもやってたんだから、そうじゃない人は自己責任でしょ」と切り捨てられる結果になってしまった。 時代のうねりに翻弄された若者たちは、「大人」がつくったこの世の中に出て、なにを感じ、そしてどう生きていくのだろうか。 ———- 御田寺 圭(みたてら・けい) 文筆家・ラジオパーソナリティー 会社員として働くかたわら、「テラケイ」「白饅頭」名義でインターネットを中心に、家族・労働・人間関係などをはじめとする広範な社会問題についての言論活動を行う。「SYNODOS(シノドス)」などに寄稿。「note」での連載をまとめた初の著作『矛盾社会序説』(イースト・プレス)を2018年11月に刊行。近著に『ただしさに殺されないために』(大和書房)。「白饅頭note」はこちら。 ———-
    See Details: 「自民党本部は異常だと思う」 自民党福岡県議団・中尾正幸幹事長
  • ロシア、司令官参加の映像公開 ウクライナが死亡発表

    ※写真はイメージです 大学生活の多くをコロナ禍で過ごした世代の就職活動が進んでいる。文筆家の御田寺圭さんは「活動的な若者はさらに活動的に、無気力な若者はさらに無気力にと、学生の二極化が進んでいる。背景にはこの3年間で『ただしさ』が反転したことがある」という――。 「コロナ直撃世代」の若者たちが社会に出ていく ご存じのとおり、新型コロナウイルスは今年5月から5類に移行した。それをひとつの区切りとして、世の中もこれまで感染対策の名目で行っていた各種制限を大幅に緩和もしくは解除し、2020年以前の姿を急速に取り戻している。「コロナ禍」と呼ばれた時代の終焉(しゅうえん)である。 それは大学も例外ではなく、これまで学内外での活動に一定の制限が課せられていた学生たちにも、ようやく「かつての日々」が戻ってきた。しかしながら、コロナによって失われた3年の影響は甚大で、2020年以降に大学に入学した学生のなかには、サークル活動に十分参加できなかったり、参加できたとしても課外活動はもちろん飲み会やコンパなどをほとんど経験しないまま今日まで過ごしてしまった人も少なくはない(全国大学生協連「第58回(2022年秋実施)学生生活実態調査 速報」)。 「新しい生活様式を守ろう」「不要不急の活動は控えて」などと騒いでいるうちに、あっという間に3年も経過してしまった。その間に先輩たちは卒業してしまい、口伝で継承されてきたサークル内のノウハウも断絶して、「作法」がそのまま消えてしまったという話もある。 いずれにしても、高校にせよ大学にせよ3年間を「コロナ禍」とともに過ごしてきたいわゆる「コロナ直撃世代」の若者たちが、いよいよこれから数年にかけて世の中に輩出される。そして私が「コロナ直撃世代」の若者たちの特徴について、企業でかれらを採用する側の人からしばしば見聞きしたのは、一見すると奇妙な感想だった。 曰く「ここ最近の若者は、優秀な人を見つけやすくなった」というのである。 学生が「わかりやすく二極化」してしまった 「優秀な人が増えた」ではなく「優秀な人を見つけやすくなった」という表現にひっかかりを覚えた。それはつまるところ、コロナ禍が学生の質をよくする効用があったとか、そういう話ではない。そうではなくて、「無気力な人間がもっと無気力な姿をするようになったおかげで、採用する側からもわかりやすくなって、以前よりもそういう人を直感的に弾(はじ)きやすくなった」というのである。 ようするに、学生が“わかりやすく二極化”してしまったのだという。 コロナのせいで色々な制限を受けた状況においても、主体性やバイタリティや行動力がある学生たちは、ただただそれぞれが家にひきこもっていたわけではなかった。どうにか工夫して仲間とのアクティビティをつくりだし、できるかぎりの努力を尽くしていたことがより明確に分かるようになったという。若者の行動に厳しい目が向けられていた時期でも、むしろそうした制限を課せられていたことで奮起し、自分たちの頭で考えてやれることを工夫して、ポジティブに行動していた者は「見るべきところがある」と評価されたのだ。 コロナ前はインドアな学生も「ガクチカ」のために活動をした 他方で「無気力」タイプの人はそうではなかったらしい。前者の若者たちとは異なり、本当に一切活動する意欲がないように見えてしまうのだという。いわゆる「学生時代に力を入れたこと(若者たちの通称では“ガクチカ”と呼ばれる)」についても、社会の号令にすんなりしたがって家にずっといたせいで、本当にまったく何もしていなかった人も少なくなかったようで、前者との経験値やバイタリティの差がさらにはっきりと顕在化するようになってしまったのだ。 活動的な若者はさらに活動的に、無気力な若者はさらに無気力に――どうしてこんな二極化が起こってしまったのか。 それはこの3年間における「ただしさ」が反転してしまったことが影響しているだろう。この3年間は先述したとおり「新しい生活様式を守ろう」「不要不急の外出は控えよう」「密を避けよう」「集まるよりリモートで」といった号令によって、もともと「インドア派」だった人びとにあまりに都合のよい“社会通念”が再構築された期間でもあった。2020年よりも前であれば、インドア派の若者たちだって就職では「ガクチカ」が重視されていることは分かっているからこそ、渋々ながらなんらかのアクティビティに参加していたものだ。 だがコロナ禍においては、インドアで個人完結的で非社交的なライフスタイルを送ることこそが「正義」という価値観に変わってしまい、かれらは自らアクティブに動くことを率先して放棄してしまったのではないか。 「壮大なドッキリ」にかかったインドアな若者たち 2020年以前には「陽キャ」的な、つまりアウトドアで集団的アクティビティをしていた人びとが向社会的で「正道」の側だったのに、コロナの3年間ではその立場がまったく反転した。インドアで閉鎖的で個人的な、いわゆる「陰キャ」的なライフスタイルを送っている人の側にこそ「ただしさ」のヘゲモニーが移ったことは事実だろう。 2020年からの3年間は、外に出るのも、他人とつるむのも、身体を動かすのも、旅行するのもあまり好きでなかったような人たちにとって、「そうすることが正解ですよ」「そうするのが社会のためになっていますよ」「それこそが正義ですよ」と、自分たちがこれまで世の中から良いようには見られていなかったはずのライフスタイルが、とつぜん応援されたり肯定されたりするようになった。文字どおりボーナスタイムだった。 「『ガクチカ』なんか、別になくていいって。世の中が家でじっとしてろっていうんだから」――と、社会からまさしく“お墨付き”をもらったからこそ、安心して堂々と「無気力」ライフを過ごしていた人も少なくなかったはずだ。責めているわけではない。とりわけ2020~2022年には本当にそういう雰囲気が世の中にあったことは私もはっきり記憶している。外に出て活動する若者は「コロナをまき散らす不届き者」として糾弾されるような雰囲気が間違いなくあったからだ。 ……しかしながら、本当に残念なことだが結果論的に見ればこれは“罠”というか“壮大なドッキリ”という形になってしまったのだろう。 企業が求めているのは「陽キャ」な若者 市民社会は「若者は外に出るな。感染を広げるな。家でじっとしてろ」と若者たちに暗黙的なプレッシャーをかけていたものの、企業社会はそれを真に受けて「無気力」をやってしまうような若者は少しも欲しがっていなかったのだ。そんなプレッシャーに屈することなく、諦めずに自分たちでできる範囲でやれること・やるべきことを見出すエネルギッシュで行動力のある「陽キャ」な若者を歓迎していた。 世の中の大人たちは本音では「無気力な(陰キャな)若者はいらん」と相変わらず思っていたのに、しかし表面的・建前的には「無気力でいることに善性」を付与するような社会的メッセージを発するという、もちろん当人たちとしてはダブルスタンダードのつもりはなかったのだろうけれど、結果論的には「正直に信じた者がバカを見る」状況を生んでしまった。 ようするにコロナの3年は――だれかがそれを明確に企んだわけではなかったのだが――企業社会ではなるべく門前払いしておきたい「無気力」な人間をより高精度に炙り出す一種のフィルターのような働きをしてしまったということである。 社会がそれを正義だと推奨するからと「お言葉に甘えて」家でじっとしていた若者たちは――社会に言われたことを従順に受け入れていただけなのに――いざ就職の段になったときには「無気力になにもしていなかったような奴はいらないからね」と撥ねられてしまったのである。 「時代の犠牲者」としての側面は否定できない コロナ前に採用面接にやってくる若者はみな中間的というか、だれを見てもそれなりにできるような、あるいはそうでもないような、つまりよくわからないような人も多くて、評価する側は頭を悩ませていた。だが最近はずいぶんと「採るべき人/そうでない人」が見えやすくなったような気がする――そんな感想を、もしかしたらいまこの文章を読まれている方も、自分自身で感じていたり、あるいは周囲から見聞きしているかもしれない。おそらくそれは偶然ではない。 もちろん「無気力派」なかれらだって、みんながみんな好きで家でじっとしたわけではなく、国や大学からの要請に善かれと思い従ってそうなったという犠牲者的な側面があることは否定できない。だが、そんなことを申し立てたところで、社会の側が責任を取ってくれるわけがないのもまた分かり切っていたことだ。 従順な若者たちほど切り捨てられる結果になってしまった 私は2020年のゴールデンウィーク時点でもうすでに若者たちに「しょせんは要請(お願いベース)なんだから必ず従わなきゃいけないなんてルールはない。悪いことはいわないから、気にせず友達と外に繰りだせ」と訴えたり、あるいはこのプレジデントオンラインでも「コロナパーティーをする若者こそ、社会が正常化に向かう動きを象徴している」と述べて物議をかもした(ときに炎上した)。「若者を煽る間接的な殺人者め」とまで罵られることもあった。 だが結局こうして行動制限が大幅に解除されて、事実上の「コロナ明け」となった現在には、社会的な「要請」に従った若者たちには案の定なんら報酬や埋め合わせがあったわけでもなく、「無気力な奴がもっとわかりやすくなって助かった」「やる奴は厳しい状況でもやってたんだから、そうじゃない人は自己責任でしょ」と切り捨てられる結果になってしまった。 時代のうねりに翻弄された若者たちは、「大人」がつくったこの世の中に出て、なにを感じ、そしてどう生きていくのだろうか。 ———- 御田寺 圭(みたてら・けい) 文筆家・ラジオパーソナリティー 会社員として働くかたわら、「テラケイ」「白饅頭」名義でインターネットを中心に、家族・労働・人間関係などをはじめとする広範な社会問題についての言論活動を行う。「SYNODOS(シノドス)」などに寄稿。「note」での連載をまとめた初の著作『矛盾社会序説』(イースト・プレス)を2018年11月に刊行。近著に『ただしさに殺されないために』(大和書房)。「白饅頭note」はこちら。 ———-
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  • 鳩山由紀夫元首相 麻生太郎氏の発言を批判「がんと戦っている多くの方々を思う心がない」

    ※写真はイメージです 大学生活の多くをコロナ禍で過ごした世代の就職活動が進んでいる。文筆家の御田寺圭さんは「活動的な若者はさらに活動的に、無気力な若者はさらに無気力にと、学生の二極化が進んでいる。背景にはこの3年間で『ただしさ』が反転したことがある」という――。 「コロナ直撃世代」の若者たちが社会に出ていく ご存じのとおり、新型コロナウイルスは今年5月から5類に移行した。それをひとつの区切りとして、世の中もこれまで感染対策の名目で行っていた各種制限を大幅に緩和もしくは解除し、2020年以前の姿を急速に取り戻している。「コロナ禍」と呼ばれた時代の終焉(しゅうえん)である。 それは大学も例外ではなく、これまで学内外での活動に一定の制限が課せられていた学生たちにも、ようやく「かつての日々」が戻ってきた。しかしながら、コロナによって失われた3年の影響は甚大で、2020年以降に大学に入学した学生のなかには、サークル活動に十分参加できなかったり、参加できたとしても課外活動はもちろん飲み会やコンパなどをほとんど経験しないまま今日まで過ごしてしまった人も少なくはない(全国大学生協連「第58回(2022年秋実施)学生生活実態調査 速報」)。 「新しい生活様式を守ろう」「不要不急の活動は控えて」などと騒いでいるうちに、あっという間に3年も経過してしまった。その間に先輩たちは卒業してしまい、口伝で継承されてきたサークル内のノウハウも断絶して、「作法」がそのまま消えてしまったという話もある。 いずれにしても、高校にせよ大学にせよ3年間を「コロナ禍」とともに過ごしてきたいわゆる「コロナ直撃世代」の若者たちが、いよいよこれから数年にかけて世の中に輩出される。そして私が「コロナ直撃世代」の若者たちの特徴について、企業でかれらを採用する側の人からしばしば見聞きしたのは、一見すると奇妙な感想だった。 曰く「ここ最近の若者は、優秀な人を見つけやすくなった」というのである。 学生が「わかりやすく二極化」してしまった 「優秀な人が増えた」ではなく「優秀な人を見つけやすくなった」という表現にひっかかりを覚えた。それはつまるところ、コロナ禍が学生の質をよくする効用があったとか、そういう話ではない。そうではなくて、「無気力な人間がもっと無気力な姿をするようになったおかげで、採用する側からもわかりやすくなって、以前よりもそういう人を直感的に弾(はじ)きやすくなった」というのである。 ようするに、学生が“わかりやすく二極化”してしまったのだという。 コロナのせいで色々な制限を受けた状況においても、主体性やバイタリティや行動力がある学生たちは、ただただそれぞれが家にひきこもっていたわけではなかった。どうにか工夫して仲間とのアクティビティをつくりだし、できるかぎりの努力を尽くしていたことがより明確に分かるようになったという。若者の行動に厳しい目が向けられていた時期でも、むしろそうした制限を課せられていたことで奮起し、自分たちの頭で考えてやれることを工夫して、ポジティブに行動していた者は「見るべきところがある」と評価されたのだ。 コロナ前はインドアな学生も「ガクチカ」のために活動をした 他方で「無気力」タイプの人はそうではなかったらしい。前者の若者たちとは異なり、本当に一切活動する意欲がないように見えてしまうのだという。いわゆる「学生時代に力を入れたこと(若者たちの通称では“ガクチカ”と呼ばれる)」についても、社会の号令にすんなりしたがって家にずっといたせいで、本当にまったく何もしていなかった人も少なくなかったようで、前者との経験値やバイタリティの差がさらにはっきりと顕在化するようになってしまったのだ。 活動的な若者はさらに活動的に、無気力な若者はさらに無気力に――どうしてこんな二極化が起こってしまったのか。 それはこの3年間における「ただしさ」が反転してしまったことが影響しているだろう。この3年間は先述したとおり「新しい生活様式を守ろう」「不要不急の外出は控えよう」「密を避けよう」「集まるよりリモートで」といった号令によって、もともと「インドア派」だった人びとにあまりに都合のよい“社会通念”が再構築された期間でもあった。2020年よりも前であれば、インドア派の若者たちだって就職では「ガクチカ」が重視されていることは分かっているからこそ、渋々ながらなんらかのアクティビティに参加していたものだ。 だがコロナ禍においては、インドアで個人完結的で非社交的なライフスタイルを送ることこそが「正義」という価値観に変わってしまい、かれらは自らアクティブに動くことを率先して放棄してしまったのではないか。 「壮大なドッキリ」にかかったインドアな若者たち 2020年以前には「陽キャ」的な、つまりアウトドアで集団的アクティビティをしていた人びとが向社会的で「正道」の側だったのに、コロナの3年間ではその立場がまったく反転した。インドアで閉鎖的で個人的な、いわゆる「陰キャ」的なライフスタイルを送っている人の側にこそ「ただしさ」のヘゲモニーが移ったことは事実だろう。 2020年からの3年間は、外に出るのも、他人とつるむのも、身体を動かすのも、旅行するのもあまり好きでなかったような人たちにとって、「そうすることが正解ですよ」「そうするのが社会のためになっていますよ」「それこそが正義ですよ」と、自分たちがこれまで世の中から良いようには見られていなかったはずのライフスタイルが、とつぜん応援されたり肯定されたりするようになった。文字どおりボーナスタイムだった。 「『ガクチカ』なんか、別になくていいって。世の中が家でじっとしてろっていうんだから」――と、社会からまさしく“お墨付き”をもらったからこそ、安心して堂々と「無気力」ライフを過ごしていた人も少なくなかったはずだ。責めているわけではない。とりわけ2020~2022年には本当にそういう雰囲気が世の中にあったことは私もはっきり記憶している。外に出て活動する若者は「コロナをまき散らす不届き者」として糾弾されるような雰囲気が間違いなくあったからだ。 ……しかしながら、本当に残念なことだが結果論的に見ればこれは“罠”というか“壮大なドッキリ”という形になってしまったのだろう。 企業が求めているのは「陽キャ」な若者 市民社会は「若者は外に出るな。感染を広げるな。家でじっとしてろ」と若者たちに暗黙的なプレッシャーをかけていたものの、企業社会はそれを真に受けて「無気力」をやってしまうような若者は少しも欲しがっていなかったのだ。そんなプレッシャーに屈することなく、諦めずに自分たちでできる範囲でやれること・やるべきことを見出すエネルギッシュで行動力のある「陽キャ」な若者を歓迎していた。 世の中の大人たちは本音では「無気力な(陰キャな)若者はいらん」と相変わらず思っていたのに、しかし表面的・建前的には「無気力でいることに善性」を付与するような社会的メッセージを発するという、もちろん当人たちとしてはダブルスタンダードのつもりはなかったのだろうけれど、結果論的には「正直に信じた者がバカを見る」状況を生んでしまった。 ようするにコロナの3年は――だれかがそれを明確に企んだわけではなかったのだが――企業社会ではなるべく門前払いしておきたい「無気力」な人間をより高精度に炙り出す一種のフィルターのような働きをしてしまったということである。 社会がそれを正義だと推奨するからと「お言葉に甘えて」家でじっとしていた若者たちは――社会に言われたことを従順に受け入れていただけなのに――いざ就職の段になったときには「無気力になにもしていなかったような奴はいらないからね」と撥ねられてしまったのである。 「時代の犠牲者」としての側面は否定できない コロナ前に採用面接にやってくる若者はみな中間的というか、だれを見てもそれなりにできるような、あるいはそうでもないような、つまりよくわからないような人も多くて、評価する側は頭を悩ませていた。だが最近はずいぶんと「採るべき人/そうでない人」が見えやすくなったような気がする――そんな感想を、もしかしたらいまこの文章を読まれている方も、自分自身で感じていたり、あるいは周囲から見聞きしているかもしれない。おそらくそれは偶然ではない。 もちろん「無気力派」なかれらだって、みんながみんな好きで家でじっとしたわけではなく、国や大学からの要請に善かれと思い従ってそうなったという犠牲者的な側面があることは否定できない。だが、そんなことを申し立てたところで、社会の側が責任を取ってくれるわけがないのもまた分かり切っていたことだ。 従順な若者たちほど切り捨てられる結果になってしまった 私は2020年のゴールデンウィーク時点でもうすでに若者たちに「しょせんは要請(お願いベース)なんだから必ず従わなきゃいけないなんてルールはない。悪いことはいわないから、気にせず友達と外に繰りだせ」と訴えたり、あるいはこのプレジデントオンラインでも「コロナパーティーをする若者こそ、社会が正常化に向かう動きを象徴している」と述べて物議をかもした(ときに炎上した)。「若者を煽る間接的な殺人者め」とまで罵られることもあった。 だが結局こうして行動制限が大幅に解除されて、事実上の「コロナ明け」となった現在には、社会的な「要請」に従った若者たちには案の定なんら報酬や埋め合わせがあったわけでもなく、「無気力な奴がもっとわかりやすくなって助かった」「やる奴は厳しい状況でもやってたんだから、そうじゃない人は自己責任でしょ」と切り捨てられる結果になってしまった。 時代のうねりに翻弄された若者たちは、「大人」がつくったこの世の中に出て、なにを感じ、そしてどう生きていくのだろうか。 ———- 御田寺 圭(みたてら・けい) 文筆家・ラジオパーソナリティー 会社員として働くかたわら、「テラケイ」「白饅頭」名義でインターネットを中心に、家族・労働・人間関係などをはじめとする広範な社会問題についての言論活動を行う。「SYNODOS(シノドス)」などに寄稿。「note」での連載をまとめた初の著作『矛盾社会序説』(イースト・プレス)を2018年11月に刊行。近著に『ただしさに殺されないために』(大和書房)。「白饅頭note」はこちら。 ———-
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  • マギー、交差した隙間からつけ根が丸見え…ショートパンツ姿の足組みポーズに「ナイススタイル」「色っぽい」と反響

    ※写真はイメージです 大学生活の多くをコロナ禍で過ごした世代の就職活動が進んでいる。文筆家の御田寺圭さんは「活動的な若者はさらに活動的に、無気力な若者はさらに無気力にと、学生の二極化が進んでいる。背景にはこの3年間で『ただしさ』が反転したことがある」という――。 「コロナ直撃世代」の若者たちが社会に出ていく ご存じのとおり、新型コロナウイルスは今年5月から5類に移行した。それをひとつの区切りとして、世の中もこれまで感染対策の名目で行っていた各種制限を大幅に緩和もしくは解除し、2020年以前の姿を急速に取り戻している。「コロナ禍」と呼ばれた時代の終焉(しゅうえん)である。 それは大学も例外ではなく、これまで学内外での活動に一定の制限が課せられていた学生たちにも、ようやく「かつての日々」が戻ってきた。しかしながら、コロナによって失われた3年の影響は甚大で、2020年以降に大学に入学した学生のなかには、サークル活動に十分参加できなかったり、参加できたとしても課外活動はもちろん飲み会やコンパなどをほとんど経験しないまま今日まで過ごしてしまった人も少なくはない(全国大学生協連「第58回(2022年秋実施)学生生活実態調査 速報」)。 「新しい生活様式を守ろう」「不要不急の活動は控えて」などと騒いでいるうちに、あっという間に3年も経過してしまった。その間に先輩たちは卒業してしまい、口伝で継承されてきたサークル内のノウハウも断絶して、「作法」がそのまま消えてしまったという話もある。 いずれにしても、高校にせよ大学にせよ3年間を「コロナ禍」とともに過ごしてきたいわゆる「コロナ直撃世代」の若者たちが、いよいよこれから数年にかけて世の中に輩出される。そして私が「コロナ直撃世代」の若者たちの特徴について、企業でかれらを採用する側の人からしばしば見聞きしたのは、一見すると奇妙な感想だった。 曰く「ここ最近の若者は、優秀な人を見つけやすくなった」というのである。 学生が「わかりやすく二極化」してしまった 「優秀な人が増えた」ではなく「優秀な人を見つけやすくなった」という表現にひっかかりを覚えた。それはつまるところ、コロナ禍が学生の質をよくする効用があったとか、そういう話ではない。そうではなくて、「無気力な人間がもっと無気力な姿をするようになったおかげで、採用する側からもわかりやすくなって、以前よりもそういう人を直感的に弾(はじ)きやすくなった」というのである。 ようするに、学生が“わかりやすく二極化”してしまったのだという。 コロナのせいで色々な制限を受けた状況においても、主体性やバイタリティや行動力がある学生たちは、ただただそれぞれが家にひきこもっていたわけではなかった。どうにか工夫して仲間とのアクティビティをつくりだし、できるかぎりの努力を尽くしていたことがより明確に分かるようになったという。若者の行動に厳しい目が向けられていた時期でも、むしろそうした制限を課せられていたことで奮起し、自分たちの頭で考えてやれることを工夫して、ポジティブに行動していた者は「見るべきところがある」と評価されたのだ。 コロナ前はインドアな学生も「ガクチカ」のために活動をした 他方で「無気力」タイプの人はそうではなかったらしい。前者の若者たちとは異なり、本当に一切活動する意欲がないように見えてしまうのだという。いわゆる「学生時代に力を入れたこと(若者たちの通称では“ガクチカ”と呼ばれる)」についても、社会の号令にすんなりしたがって家にずっといたせいで、本当にまったく何もしていなかった人も少なくなかったようで、前者との経験値やバイタリティの差がさらにはっきりと顕在化するようになってしまったのだ。 活動的な若者はさらに活動的に、無気力な若者はさらに無気力に――どうしてこんな二極化が起こってしまったのか。 それはこの3年間における「ただしさ」が反転してしまったことが影響しているだろう。この3年間は先述したとおり「新しい生活様式を守ろう」「不要不急の外出は控えよう」「密を避けよう」「集まるよりリモートで」といった号令によって、もともと「インドア派」だった人びとにあまりに都合のよい“社会通念”が再構築された期間でもあった。2020年よりも前であれば、インドア派の若者たちだって就職では「ガクチカ」が重視されていることは分かっているからこそ、渋々ながらなんらかのアクティビティに参加していたものだ。 だがコロナ禍においては、インドアで個人完結的で非社交的なライフスタイルを送ることこそが「正義」という価値観に変わってしまい、かれらは自らアクティブに動くことを率先して放棄してしまったのではないか。 「壮大なドッキリ」にかかったインドアな若者たち 2020年以前には「陽キャ」的な、つまりアウトドアで集団的アクティビティをしていた人びとが向社会的で「正道」の側だったのに、コロナの3年間ではその立場がまったく反転した。インドアで閉鎖的で個人的な、いわゆる「陰キャ」的なライフスタイルを送っている人の側にこそ「ただしさ」のヘゲモニーが移ったことは事実だろう。 2020年からの3年間は、外に出るのも、他人とつるむのも、身体を動かすのも、旅行するのもあまり好きでなかったような人たちにとって、「そうすることが正解ですよ」「そうするのが社会のためになっていますよ」「それこそが正義ですよ」と、自分たちがこれまで世の中から良いようには見られていなかったはずのライフスタイルが、とつぜん応援されたり肯定されたりするようになった。文字どおりボーナスタイムだった。 「『ガクチカ』なんか、別になくていいって。世の中が家でじっとしてろっていうんだから」――と、社会からまさしく“お墨付き”をもらったからこそ、安心して堂々と「無気力」ライフを過ごしていた人も少なくなかったはずだ。責めているわけではない。とりわけ2020~2022年には本当にそういう雰囲気が世の中にあったことは私もはっきり記憶している。外に出て活動する若者は「コロナをまき散らす不届き者」として糾弾されるような雰囲気が間違いなくあったからだ。 ……しかしながら、本当に残念なことだが結果論的に見ればこれは“罠”というか“壮大なドッキリ”という形になってしまったのだろう。 企業が求めているのは「陽キャ」な若者 市民社会は「若者は外に出るな。感染を広げるな。家でじっとしてろ」と若者たちに暗黙的なプレッシャーをかけていたものの、企業社会はそれを真に受けて「無気力」をやってしまうような若者は少しも欲しがっていなかったのだ。そんなプレッシャーに屈することなく、諦めずに自分たちでできる範囲でやれること・やるべきことを見出すエネルギッシュで行動力のある「陽キャ」な若者を歓迎していた。 世の中の大人たちは本音では「無気力な(陰キャな)若者はいらん」と相変わらず思っていたのに、しかし表面的・建前的には「無気力でいることに善性」を付与するような社会的メッセージを発するという、もちろん当人たちとしてはダブルスタンダードのつもりはなかったのだろうけれど、結果論的には「正直に信じた者がバカを見る」状況を生んでしまった。 ようするにコロナの3年は――だれかがそれを明確に企んだわけではなかったのだが――企業社会ではなるべく門前払いしておきたい「無気力」な人間をより高精度に炙り出す一種のフィルターのような働きをしてしまったということである。 社会がそれを正義だと推奨するからと「お言葉に甘えて」家でじっとしていた若者たちは――社会に言われたことを従順に受け入れていただけなのに――いざ就職の段になったときには「無気力になにもしていなかったような奴はいらないからね」と撥ねられてしまったのである。 「時代の犠牲者」としての側面は否定できない コロナ前に採用面接にやってくる若者はみな中間的というか、だれを見てもそれなりにできるような、あるいはそうでもないような、つまりよくわからないような人も多くて、評価する側は頭を悩ませていた。だが最近はずいぶんと「採るべき人/そうでない人」が見えやすくなったような気がする――そんな感想を、もしかしたらいまこの文章を読まれている方も、自分自身で感じていたり、あるいは周囲から見聞きしているかもしれない。おそらくそれは偶然ではない。 もちろん「無気力派」なかれらだって、みんながみんな好きで家でじっとしたわけではなく、国や大学からの要請に善かれと思い従ってそうなったという犠牲者的な側面があることは否定できない。だが、そんなことを申し立てたところで、社会の側が責任を取ってくれるわけがないのもまた分かり切っていたことだ。 従順な若者たちほど切り捨てられる結果になってしまった 私は2020年のゴールデンウィーク時点でもうすでに若者たちに「しょせんは要請(お願いベース)なんだから必ず従わなきゃいけないなんてルールはない。悪いことはいわないから、気にせず友達と外に繰りだせ」と訴えたり、あるいはこのプレジデントオンラインでも「コロナパーティーをする若者こそ、社会が正常化に向かう動きを象徴している」と述べて物議をかもした(ときに炎上した)。「若者を煽る間接的な殺人者め」とまで罵られることもあった。 だが結局こうして行動制限が大幅に解除されて、事実上の「コロナ明け」となった現在には、社会的な「要請」に従った若者たちには案の定なんら報酬や埋め合わせがあったわけでもなく、「無気力な奴がもっとわかりやすくなって助かった」「やる奴は厳しい状況でもやってたんだから、そうじゃない人は自己責任でしょ」と切り捨てられる結果になってしまった。 時代のうねりに翻弄された若者たちは、「大人」がつくったこの世の中に出て、なにを感じ、そしてどう生きていくのだろうか。 ———- 御田寺 圭(みたてら・けい) 文筆家・ラジオパーソナリティー 会社員として働くかたわら、「テラケイ」「白饅頭」名義でインターネットを中心に、家族・労働・人間関係などをはじめとする広範な社会問題についての言論活動を行う。「SYNODOS(シノドス)」などに寄稿。「note」での連載をまとめた初の著作『矛盾社会序説』(イースト・プレス)を2018年11月に刊行。近著に『ただしさに殺されないために』(大和書房)。「白饅頭note」はこちら。 ———-
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電化製品が霊に反応する、という話を聞いたことはありませんか? 今回は、筆者の体験談をご紹介します。霊感が強い友人と旅行に行ったら、ホテルで不思議なことが次々と起こってしまいました。 「このホテル、ヤバいかも、、、」【家電製品が次々と故障!】一緒に来た友達は、霊感があり──? 大荷物で旅行に来た友人 友人と国内旅行に行ったときのことです。 2泊3日の旅行なのに、なぜか友人は大荷物でやってきました。 心配性なのかな? と思いましたが、ホテルに到着してからその理由が判明したのです。 夜、ホテルの同室で過ごしていると、次々と不思議なことが起こりました。 リモコンを押してもテレビがつかなかったり、照明がチカチカと数秒間点滅したり。 「なんかおかしいな」と感じましたが、新しいホテルではなかったので「そんなこともあるのかなぁ」とのんきに構えていました。 友人が持参したドライヤーも故障 友人が持参したドライヤーも、急に故障しました。 使用しようとしたけれど、動かないと言うのです。 私が「え? 大丈夫?」と聞くと、友人は慌てず「大丈夫、大丈夫」と、予備のドライヤーを旅行バッグから取り出しました。 なんと、彼女は旅行バッグに2台のドライヤーをしのばせていたのです。 そもそも、ドライヤーはホテルに備え付けのものがあります。 「なんで2台も持ってるの!?」と驚いて尋ねると、その理由を教えてくれました。 謎の不具合の原因は…… 友人は霊感が強いそうで、彼女が霊が「出る」ところに行くと電気系統に影響が出るのだとか。 ホテルでは電化製品に不具合が起こりやすく、旅行の際はいつも予備の電化製品を携帯していると言うのです。 旅行バッグの中には、ヘアアイロン、目覚まし時計、モバイルバッテリーが複数入っていて、大荷物になっていた理由が判明。 「次々にホテルの備品を故障させるのは、申し訳ないから」と笑って言っていましたが、聞いているこちらはゾッとしてしまいました。 眠れぬ一夜を過ごすハメに つまり、宿泊していたホテルの部屋は「出る」ということ。 その後もテレビの音量が勝手に変わったり、スマホの電源が落ちたりと不具合がありました。 ところが彼女にとっては珍しいことではないようで、「大丈夫、いたずらしてるだけだから」と平然としています。 霊感がない私は、怯えながら眠れぬ一夜を過ごすハメに。 翌日予約していたホテルでは何事も起きず、ようやく安眠することができました。 ... Read more »

撮り鉄が“陸の地下鉄”追いかけ猛ダッシュ 路上駐車し車道横断…3mまで接近の危険な撮影も 「ゾッとした」目撃者語る恐怖

撮り鉄が“陸の地下鉄”追いかけ猛ダッシュ 路上駐車し車道横断…3mまで接近の危険な撮影も 「ゾッとした」目撃者語る恐怖 真夜中の住宅街に集まった“撮り鉄”たち。突然、車道に飛び出し、危険な横断を繰り返した。 目撃者は「普通に周りから見ても、かなり危ないですね。平然とした顔で渡っているわけですから」と話す。なぜこのような場所に“撮り鉄”がいるのか。 「横からだな」新型車両見たさに… 8月31日午前2時ごろの東京・江東区。隅田川にかかる橋のそばの道路に、スピードを上げた車が次々と集結した。 撮り鉄が乗っているとみられる車はすぐさま路上に駐車。目撃者によると、駐車禁止のエリアに道路を挟むように車を止めていたという。目撃した男性は、“撮り鉄”たちの車の運転に恐怖を覚えたと話す。 目撃者: 急に車が突っ込むような形で接近したので、びっくりしました。事故になっていたかもと思うとゾッとしますね。 撮り鉄たちは車から降りると、車道を横切る危険な横断を始めた。1人が「横からだな」と言うと、全員がどこかへ走って向かっていく。車道に出て、何かを待っている様子もみられた。すると、お目当てのものが姿を現した。 道路を走ってきたのは、地下鉄・都営大江戸線の新型車両。交通量の少ない深夜に、トレーラーに乗せて陸走していた。年に数回しかない貴重な瞬間をカメラに収めようと、撮り鉄たちは「入るよ」と声をかけ、猛ダッシュで真新しい地下鉄の車両を追いかけていく。 なかには、車道に飛び出して近づく人もいた。その距離は、わずか3mほど。車両が通り過ぎる頃には、ほとんどの撮り鉄が車道にはみ出す危険な撮影を行っていた。 こうした危険な撮影をしたのは全部で8人。撮影のためにマンションの敷地に入ろうとした人もいたという。 大江戸線の陸送を撮るために現場にいた目撃者の男性は、鉄道好きの印象が悪くなると怒りの声を上げる。 目撃者: 道路に出て(車両と)横並びで撮影するのは、完全に道路交通法違反ですから危険だと思います。こういう一部の人に我々の趣味活動を台無しにされたくないですね。 (「イット!」9月26日放送より) Read more »

虎ファンからの贈り物? 保育所に現金50万円入り封筒 手書きのメモには「HT」マーク 園長「優勝したからいただけたのかなと」

 大阪市の保育所に、現金50万円が入った封筒が届きました。善意の封筒には、阪神タイガースのロゴが書かれていました。 (松浦雄真ディレクターリポート)「こちらの保育所に先週、茶封筒に入った50万円が投函されていたということです」 (園長)「イタズラかなと思ったんですけど、開けてみたらビックリという感じでしたね」  大阪市西成区にある「山王保育所」で、阪神の優勝から5日後の19日夕方、園長がポストを確認すると、阪神タイガースのロゴが手書きされた封筒が1つ。  中を開けてみると…。 (園長)「えっ!これは、何のお金かと思った」  現金50万円が雑誌に埋め込まれるように入っていました。  また、手書きのメモには「寄付子供達に何か使てぐださい♪」(原文ママ)と添えられていました。 (園長)「あっ!と思って、阪神タイガースのマーク見て『阪神が優勝だから、こんなん(寄付)をいただけたのかな』と思いました」  差出人不明の温かい寄付は、子どもたちが喜ぶ遊具に使うという案も出ているそうです。 ――Q.阪神ファンになったのはいつ? (園長)「(寄付が届いた)19日からです」  50万円という大金は”虎ファン”からの贈り物だったのでしょうか。 Read more »

「快速コンパクトSUV」発表! 「豪華ブラウン内装」が凄い! 台数限定の「high style」とは

2つの限定モデル、その特徴は?  2023年9月25日にアウディ ジャパンは、プレミアムコンパクトSUVの限定モデル「Q3 high style/Q3 Sportback high style」を発表しました。 台数限定で登場したアウディ「Q3」 台数限定で登場したアウディ「Q3」  Q3は、Qシリーズ専用にデザインされた「オクタゴン(八角形)」のシングルフレームグリルやシャープなLEDヘッドライト、大型のエアインレットと特徴的なバンパー。 【画像】「えっ…!」 これはカッコいい! 台数限定の特別なモデルを写真で見る!(9枚)  さらに前後のブリスターフェンダーや彫りの深いサイドのロワーラインなどにより、SUVに相応しい力強さを表現したモデルです。  今回の限定モデルQ3 high style/Q3 Sportback high styleのベースとなるのは、それぞれ「Q3 35 TFSI advanced」と「Q3 Sportback 35 TFSI S line」です。  Q3 ... Read more »

大型犬と元飼い主の再会に涙「この一分間には大切なことが全て詰まってる」「犬と人の絆とか繋がりの尊さが染みる」と大反響

大型犬と元飼い主の再会に涙「この一分間には大切なことが全て詰まってる」「犬と人の絆とか繋がりの尊さが染みる」と大反響 YouTubeチャンネル『野澤伸吾』さんに投稿されたのは、里子としてお迎えされた1頭のわんこと元飼い主さんが再会する瞬間。 ほんの50秒ほどの動画には、たくさんの想いと愛情のカタチが繋がり紡がれた絆が捉えられていました。245万回を超えて再生されているその光景は、多くの人々に感動を与えています。 元飼い主さんとの再会に涙腺崩壊 YouTubeチャンネル『野澤伸吾』さんを運営する野澤さんは、ゴールデンレトリバーの「ケン」くん、そして里子としてお迎えした「ララ」ちゃんと暮らしています。お行儀よくおすわりする何も知らないケンくんとララちゃん、その視線の先には1台の車が…。 先住犬のケンくんと里子のララちゃん 視線の先には1台の車が… そう、そこから降りてくるのはララちゃんの元飼い主の奥さまと娘さま。元飼い主さんのご病気により、野澤さん宅へとお迎えされたララちゃん。 元飼い主さんが逝去された後、奥さまも娘さまも、そしてララちゃんもきっと互いに会いたいだろうと考えた野澤さんが、再会を望まれたのだそう。 じっと様子を伺うケンくんとララちゃん 『誰が来るのだろう?』そう不思議そうに覗き込んでいたララちゃんですが、車から降りてきたのが元飼い主の奥さまと娘さまだとわかった瞬間、勢いよくその場でくるりと回ったかと思えばすぐさま駆け出します。 元飼い主さんの姿に気づいたララちゃん カメラも追えないほどのスピードで駆け抜け、大はしゃぎするララちゃん。そしてその喜びにつられてか先住犬のケンくんも大はしゃぎ!『ケンはいいのっ!』と飼い主さんに突っ込まれてしまいます(笑)。 大喜びで駆け出します 大喜びで千切れんばかりにしっぽを振り、ぴょんぴょんと飛び跳ねて抱きつくララちゃん。その姿を見て野澤さん、奥さまは『嬉しい嬉しい!嬉しいね〜』と、とても嬉しそうに声を掛けます。 元飼い主さんに飛びつき大はしゃぎをするララちゃん 一生懸命飛び跳ねて喜びを表現 『すんごい喜んでる!』『よかったね〜』ララちゃんの喜びが伝染していくかのように嬉しそうにそう口にする野澤さん。その姿には「現飼い主さんの心の広さ、優しさに感動した」「元飼い主さんに会わせたいという想いを尊敬する」と多くの声が寄せられることに。 飼い主さんも笑顔で見守ります 再会を喜んだララちゃんでしたが、別れの時には自ら車に乗り込み『バイバイ!またね〜!』と言うかのように自然に帰宅したのだそう。精一杯愛してくれた元飼い主さんを大好きな気持ちは変わっていないものの、ララちゃんにとっての永遠の家族は野澤さん一家。 だからこそ、別れについて悲しみや哀愁を感じさせることはなかったのだそう。これは、ララちゃんが野澤さん一家でも惜しみなく愛情を注がれ暮らしている証拠ですね。 ぴょんぴょん飛び跳ねて必死にアピール この動画から3ヵ月後には、お散歩係だったという婿旦那さんとも再会を果たしたそう。『みんなが幸せに暮らせることが大切』『人生の中にはどうしようもない事も発生する、もし助けることができるならば手を差し伸べるのが人の道』野澤さんは、ララちゃんと元飼い主さんについてそう語られています。 優しい世界に涙 この投稿には「すんげえ喜んでるっていってる現在の飼い主も優しい」「元飼い主さんも、元飼い主さんも立派だ」「本当に世の中がこういう人たちばっかりだったら、犬や猫がもっと幸せになれるんだろうなぁ」など、多くのコメントが寄せられています。 さまざまなカタチの愛情が繋いだいくつもの縁のバトン、この動画に捉えられた『優しさ』『愛』は今も尚、多くの人々に感動を与え続けています。ララちゃんのその後、ケンくんとの日常はYouTubeの他の投稿からチェックすることができます! 野澤さま、この度はご協力誠にありがとうございました! 写真・動画提供:YouTubeチャンネル「野澤伸吾」さま 執筆:ayano 編集:わんちゃんホンポ編集部 ... Read more »

ロシア軍将校8人死亡か ウクライナが臨時司令部を攻撃

 【キーウ共同】ウクライナメディア「ウクラインスカ・プラウダ」は26日、ウクライナ保安局の当局者の話として、南部ヘルソン州を占拠するロシア軍の臨時司令部を高機動ロケット砲システム「ハイマース」で砲撃し、将校8人が死亡したと報じた。攻撃の際には毎日開催される会議が行われていたという。  ヘルソン州では25日、ロシア軍の砲撃があり、州知事は教育施設や市場が被害を受け、少なくとも6人が死亡、10人が負傷したと明らかにした。地元メディアによると、南部オデッサ州やミコライウ州で26日に無人機攻撃があり、港湾施設などが破壊された。負傷者も出ている。 Read more »

クリミア攻撃、新局面に 英仏供与ミサイルが威力

22日、ミサイル攻撃を受けて煙を上げるロシア黒海艦隊司令部の建物=ウクライナ南部クリミア半島セバストポリ(タス=共同)  【キーウ共同】ウクライナ軍は今月、ロシアが併合したクリミア半島の軍事施設をミサイルや無人機で相次いで攻撃し、戦果を上げている。支援する米欧がクリミア攻撃容認に転じたことで新たな局面に入り、英国やフランスが供与した巡航ミサイルが威力を発揮しているとみられる。  13日、ウクライナ軍はミサイル攻撃で、軍港セバストポリで修理中だったロシア黒海艦隊の大型揚陸艦や潜水艦を大規模に損傷させた。22日には黒海艦隊司令部を攻撃。将官が集まる会議が開かれていたとされ、ウクライナ軍は艦隊司令官らが死亡したと発表した。ロシア側は司令官の死亡を確認していない。  ロシアが2014年に併合したクリミアへの攻撃について、兵器支援を行う米欧は当初、ロシアとの緊張激化を恐れ、認めない姿勢だったとされる。ただ占領地クリミアの奪還はゼレンスキー政権の譲れない目標。ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は今月初めの共同通信の取材に、米欧が攻撃を認めるようになったと述べた。 Read more »

奥田瑛二、子規が歩いた遊郭の取り壊しに「何ともったいない…。残すべき意義があった」

 夏目漱石と正岡子規が暮らしたとされる愛媛県松山市。そこには『坊っちゃん』にも登場する遊郭街が存在した。しかし、それらもほとんどが打ち壊され、今では様変わりしてしまった。奥田瑛二さんと夏井いつきさんが正岡子規について語り合った『よもだ俳人子規の艶』(朝日新書)では、その遊郭街と文化の保存についても言及。本書から一部を抜粋、再編集し、紹介する。 *  *  * 夏井:うちの伊月庵は、道後の上人坂にあるんだけどね。かつて子規と夏目漱石が愚陀仏庵で五十二日間の同居生活をしていた時も、二人はこの坂を歩いたらしいのね。 奥田:子規が漱石のところに転がり込んだという愚陀仏庵! 夏井:そう。漱石の下宿だった愚陀仏庵の一階に子規が居候した。漱石は二階ね。  当時の漱石は松山中学校で英語教師をしていたから、まっとうな社会人。一方の子規は、病気を心配する周囲の反対を押し切って「日清戦争に行きたい!」と従軍記者になったものの、戦争が終結。しかも、帰りの船で喀血して重態に陥り日本にたどり着いた。そして、神戸の須磨保養院で養生後に、漱石の下宿に転がり込んだわけ。 奥田:漱石がその頃、松山にいたというのが、まさに運命。 夏井:そうなの。漱石が二階で真面目に仕事してると子規は友人たちを集めて句会を始めちゃう。うるさくて仕方なくて、結局漱石も俳句を始めることになった。 奥田:子規が漱石に「よし、俳句を教えてやるから、俺の弟子になれ」と言ったわけじゃなかったんだね(笑)。 夏井:階下でワイワイ人が集まって楽しくやっているから、思わず下りてきてしまった。  そんな二人が歩いた坂(現・上人坂)の突き当たりにあるのが宝厳寺でね。これがまた由緒正しいお寺で、創建は七世紀にまで遡るとか。しかも鎌倉時代に時宗を開いた一遍上人の生誕地と伝えられているの。鎌倉時代に流行した、念仏を唱えながら踊る「念仏踊り」の一遍上人。  それでね、ここからが重要なんだけど、子規が生きた時代には、宝厳寺への坂の両脇には遊郭がずらっと立ち並んでいたの。 奥田:あらま。お寺さんへの坂の両サイドが遊郭? いいねぇ(笑)、いい眺めだ。 夏井:漱石の小説『坊っちゃん』にも、〈山門のなかに遊郭があるなんて、前代未聞の現象だ〉と書かれている。漱石も、遊郭街のどん突きに寺があるって何なんだ、と驚いたんだろうね。今は、その坂が上人坂と呼ばれていて、そこに伊月庵がある。 奥田:ああ、それが子規が「色里」の句を詠んだ寺なんだ。 色里や十歩はなれて秋の風  この句を読んだ時、遊郭街を、少し離れたところから眺めているイメージだなと。なるほど、実際には宝厳寺の山門から詠んだわけだ。まさしく十歩先には遊郭があった。 夏井:百五十メートルほどの坂の両側が全部遊郭だったから、さぞや圧巻だったはず。  でも、そのことを知っているのは、もはや私たち世代くらいまでで、今じゃ全く面影はなくなってしまった。 奥田:遊郭だった家屋は残ってるの? 夏井:いいえ、もうほとんどが更地になってしまったの。 奥田:それにしても遊郭街のどん突きにお寺があるというのは、いいもんだ。子規の句に、仏さまと傾城が相並ぶ句があった謎が、今やっと解けました。 虫干や釈迦と遊女のとなりあひ 傾城の悟り顔なり蓮の花 夏井:その頃の情緒を理解するためにも街並みが残っているとよかったんだけど、残念ながら当時の艶やかさは今や皆無なの。 奥田:でも、想像はできる。僕らは想像するのが仕事だから、エピソードを聞くだけで、目の前の空き地に当時の光景がブワッと顕れる。ぜひ、行きたいなあ。 夏井:わずかに名残を伝える建物も残ってはいる。遊郭らしい造りで、入り口は狭くて、ズンズン奥に進んでいく構造。しかもその奥には、何かあった時に逃げられるための階段もある。  残念なのが、その界隈で一番大きな「朝日楼」という遊郭が取り壊されて、駐車場になってしまったこと。あれは本当にもったいなかった……。 奥田:防災上とか、保存資金とかの問題かな? 夏井:遊郭という「女性の性を売り買いしていた場を残していいのか」という意見もあったとか……。 ... Read more »

高市大臣、中国への反論は「急きょ入れた」 処理水めぐりIAEA総会で激しい応酬「突出した輸入規制は中国のみ」

高市大臣、中国への反論は「急きょ入れた」 処理水めぐりIAEA総会で激しい応酬「突出した輸入規制は中国のみ」 オーストリア・ウィーンで9月25日、IAEA(国際原子力機関)の総会が始まった。日本からは高市早苗科学技術相らが参加。福島第一原発の処理水放出をめぐり、中国側と激しい応酬を繰り広げた。 中国側“核汚染水”と批判…高市氏「突出した輸入規制は中国のみ」 やや険しい表情で会場に入った、高市早苗科学技術相。中国が福島第一原発の処理水放出を非難したことに対し反論した。 中国政府は処理水の海洋放出に反発し、1カ月以上にわたり日本産水産物の輸入禁止措置を続けている。中国の代表団は「“核汚染水”の海洋放出は、原子力の安全性をめぐる重要な問題だ」と今回も処理水を“核汚染水”と呼び、処理水放出を厳しく非難した。 その会場で、何やら慌ただしく動き出した高市科学技術相。黒いバインダーを広げ、硬い表情で資料を確認し始めた。その後、一転して笑みを浮かべながら登壇した。 そして、「突出した輸入規制をとっているのは中国のみです。日本としては引き続き、科学的根拠に基づく行動や正確な情報発信を中国に対して求めていきます」と述べた。 中国の代表団は高市科学技術相の演説中、何やら言葉を交わすと、国名が書かれたプレートを立て、反論する機会を要求した。 一方、演説を終えた高市科学技術相は「急きょ入れました、反論。ここ(IAEA総会)で言うか~。国連で言わはれへんかったのにね。最初から中国に対する反論は想定せずにきたので、バタバタでした」と話した。 高市科学技術相の退出後、中国の代表団は「処理水を海洋放出しないよう努力すべきだ」と再び日本を批判。これに、日本の引原大使は「中国には、トリチウムの年間排出量が、福島第1原発の5倍から10倍の原発もある」と再び反論した。 (「イット!」9月26日放送より) Read more »

ジャニーズ問題語る櫻井翔は「他人事みたい」 被害告発の元Jr.が受けた印象「外から目線というか...」

ジャニーズ問題語る櫻井翔は「他人事みたい」 被害告発の元Jr.が受けた印象「外から目線というか…」 故・ジャニー喜多川氏からの性被害を告発している「ジャニーズ性加害問題当事者の会」メンバーで元ジャニーズJr.の大島幸広さんが2023年9月23日公開のYouTubeチャンネル「街録ch~あなたの人生、教えて下さい~」の動画に出演し、嵐の櫻井翔さんがニュース番組「news zero」(日本テレビ系)で語った内容に対する印象を語った。 「弁護士さんかなんかに言わされてるか、『みんなでこう言おう』みたいな」 大島さんは23日公開の「【前編】元Jr. 大島幸広/会見で嘘つくジャニタレ…/ジャニ-から200回の性被害」と題した動画に出演し、自身の受けた被害や今後について語った。撮影は15日。 7日に開かれたジャニーズ事務所による会見について「東山さんと井ノ原さんとジュリーさんの会見とかを見て、どんな感想ですか?」と問われた大島さんは、「最初思ったのは、ジュリーさんが出てこられないと思ってたんで(驚いた)。東山さんが新社長というのは前もって情報流れてたじゃないですか。当事者の会も知ってたんですけど。それで出てこられてああやって認めて謝ったということは、まあすごいなと思いましたね」と率直な胸中を語った。 会見中、東山新社長や井ノ原さんらによる発言について「(性被害を)『知らなかった』みたいな。『噂には聞いていた』みたいな表現されるじゃないですか。ああいうことに関しては?」と問われると、苦笑しつつ「いやまぁ、あれは多分言わされてますよね。弁護士さんかなんかに言わされてるか、『みんなでこう言おう』みたいな」と推測した。 (以下引用) 「知らなかったとか、噂程度っていうことはまず無いんで。周りが知ってて中が知らないはずはないんで。その前にジャニー喜多川の性加害が裁判で認められているわけですから。2004年でしたっけ。その時点で知らないということはまず無いわけで」 (以上引用) 会見時の話だけでなく、その後のタレントらの対応にも疑問を感じたとした。 (以下引用) 「会見後なんですけど、バタバタバタってタレントのみなさん、上のほうの方達がコメントをし出したじゃないですか。みんな同じこと、皆さん言われるんですよね。『噂程度には聞いてました』そんなはずはないだろうと」 (以上引用) 「嘘をつくくらいなら、わざわざ発信しないでいただきたい」とし、「僕らもそれを聞いてやっぱりすごい傷つきますし。あえて自分から嘘をつくぐらいだったら、ノーコメントでいいんじゃないかなって」とした。 「タレントさんがやっぱり可哀想ですよね」 7日放送のnews zeroでの櫻井さんのインタビューについて問われると、「あー、はい、そうですね……。外から目線というか、他人事みたいな」と表情を曇らせた。 インタビュアーが櫻井さんの受け答えについて「ある種ロボット的(な印象を受ける)というか」「どっかで聞いたことあるコメントだな、みたいな」とすると、「まあ、そう言うしかないのかもしれないですけどね。タレントさんはもう悪くないですからね」と櫻井さんの立場を慮った。 ジャニーズタレントについて「最近スポンサーさんも離れていったりとかしてますけど、タレントさんがやっぱり可哀想ですよね。ジャニーズ事務所の対応・対処の遅さと対応の悪さがすべて、やっぱりこういう結果になっちゃってるので」と同情的な見方を示した。 タレントらの反応について「言わないで欲しいというか、『自分は違うよ』っていうのを言いたいのかもしれないですけど、その後に皆さんが『噂程度では知っていた』と。これを言っちゃうと、結局自分たちは『被害者じゃない』と言ってるのと一緒じゃないですか」とした大島さん。 インターネットなどでの風潮について「『被害者は売れない人』。『被害者じゃない人は、(性加害を)やられていない人はデビューできる人』みたいな感じになっちゃってて……。そんなことはないんですけどね、本当はね」と傷ついたと語っていた。 Read more »

「母が監禁されてる」茨城の住宅で女性倒れていて死亡確認 女性の兄が別事件で逮捕

 茨城県内の住宅で女性が倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。警察は公務執行妨害の疑いで逮捕された女性の兄が事情を知っているとみて調べています。  23日午後3時40分ごろ、つくばみらい市の住宅で「母親が監禁されているかもしれない」と息子から110番通報がありました。  警察官が駆け付けると、大場好美さん(66)が倒れていて、病院で死亡が確認されました。  大場さんにはあざがあり、死因は外傷性ショックでした。  警察によりますと、大場さんが見つかったのは、71歳の兄の自宅でした。  兄は行方が分からなくなっていましたがその後、県内で見つかり、消防隊員を蹴った公務執行妨害の疑いで逮捕されました。  警察は傷害致死事件として調べていて、兄からも事情を聴いています。 Read more »

「どうする家康」北川景子 茶々で再登場に「薄々気づいてましたよね」 ネットは驚きと恐怖と期待「ラスボス」

北川景子  NHK大河ドラマ「どうする家康」の第36回『於愛日記』が9月24日に放送され、お市の方を演じた北川景子が茶々(=淀殿)役で再登場した。一人二役にネットは沸きに沸いた。  北川は24日の放送終了後に、自身のX(旧ツイッター)を更新。「引っ張りに引っ張りました。お初にお目にかかります、茶々です。お市に続き茶々も演じます。(薄々気づいてましたよね)」と火縄銃を抱え、豪快に笑った写真を添え、「親の仇を討ち、天下を取るためだけに生きる強い女です。勝つためには手段を選びません。恨むは家康、打倒家康☆ よろしくお願いします!」と投稿した。  北川は二役について「お市役と同時に、茶々役のオファーもいただいていました」と明かしている。  今回の投稿には「まさか二役だなんて驚きました」「びっくりしました!」「驚きました…が楽しみになりました」「見事な登場」「お待ちしてました」「まさか、もう一回出演されるとは」「恐ろしいとも言える気迫には、恐怖を感じました」「めっちゃ怖かった」「お市様と茶々の演じ分け、表情が違いすぎて驚いた」「ラスボス感半端ないですね」などの声が寄せられている。番組の公式Instagramには、悲しみをたたえた表情の別カットが投稿されている。 Read more »

このまま卒業!?「鉄腕DASH」でジャニーズ退所前の岸優太が不在の愕然

このまま卒業!?「鉄腕DASH」でジャニーズ退所前の岸優太が不在の愕然 現在の枠になってから25年にわたって放送されてきた「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)の歴史の中でも、9月24日の放送ほど注目を集めた回はないかもしれない。理由は元King & Princeの岸優太にある。岸は9月30日でジャニーズ事務所を退所することが決まっているため、今回が退所前最後の放送になったからだ。 アイドル誌ライターが語る。 「岸は『新宿DASH』や『DASH村』コーナーでレギュラー同然に出演し大きな役割を果たしてきました。それだけに最後は大々的に岸をフィーチャーするのではないかとファンは考えていました」 ところが24日に放送されたのは「グリル厄介」企画のみ。出演したのは城島茂と草間リチャード敬太の2人で、岸の姿は一切なかった。 「結局、岸が最後に出演したのは9月3日の放送でこれが岸のフィナーレということになりました。その回の主役は二宮和也だったので、岸の最後はずいぶんと寂しいものになってしまった。番組を卒業するという発表もなく、岸の扱いは残念な感があります」(前出・アイドル誌ライター) 華々しい別れがなかったのは、10月1日以降も岸が続投するからだと信じたいが…。 (鈴木誠) ・ ・ ・ Read more »

電撃戦より「ほふく前進」を選んだウクライナ...西側はゼレンスキーの反攻「戦術」を信じてよいのか?

電撃戦より「ほふく前進」を選んだウクライナ…西側はゼレンスキーの反攻「戦術」を信じてよいのか? ドネツク州で反攻作戦を遂行するウクライナ兵士(9月16日) 3rd assault brigade/Ukrainian Armed Forces Press service/Handout via REUTERS <ロシアが設置した防衛戦「スロビキン・ライン」を突破したウクライナ軍。ゼレンスキー大統領には「全土の解放」以外に選択肢はない> [ロンドン発]フィンランドに拠点を置くOSINT(オープン・ソースから入手できる画像や映像、位置情報を分析する手法)グループ「ブラック・バード・グループ」の専門家エミール・カステヘルミ氏が24日「ウクライナ軍の装甲車がスロビキン・ラインを突破した」とされる状況を分析してX(旧ツイッター)に連続投稿している。 スロビキン・ラインとはロシア軍の「ハルマゲドン将軍」ことセルゲイ・スロビキン上級大将(拘束)が敷き詰めた1平方メートル当たり最大5個という非常に密度が濃い地雷原を含む防御帯のことだ。「ウクライナ軍は南部ザポリージャ州ヴェルボベ村西側地域の支配を拡大し、装甲車は第一スロビキン・ラインを越えて行動している」(カステヘルミ氏)という。 「と同時に東部ドネツク州の激戦地バフムート南側で2つの村を解放した。これで突破口は見えたのか」と問いかけている。「9月、ウクライナ軍はヴェルボベ村西側の野原で主要防御線を越えて数キロメートル前進した。ロボティネ南側で要塞化された敵陣を占領し、さらに南下した。ロシア軍の反撃は失われた陣地を奪還するには至っていない」 「ウクライナ軍はスロビキン・ラインの反対側でさまざまな装甲車を使えるようになった。より大規模なウクライナ軍の集中や動きが上空の映像から確認できる。ウクライナ軍は毎月少しずつ前進しているとはいえ、実際の突破口はまだ見えていない。突破口を開くとは敵陣に侵入するだけでなく、ある地域の敵の防御をより大きく崩壊させることに貢献することだ」 「突破口を開いてはいないが突破口は見えている」 ロシア軍の防御帯はまだ大きくは崩れておらず、制御不能に陥っていない。カステヘルミ氏は「ウクライナ軍は今回の反攻作戦でどの方向にも突破口を開いてはいないが、突破口は見えている。ウクライナ軍は複数の前方戦闘陣地を占領し、『第一スロビキン・ライン』として知られる第一主要防御線の一部を制圧している」と分析する。 年内にウクライナ軍は突破口を開けるのかという誰もが知りたい問いかけには「ロシア軍が賢明な方法で軍隊を使い続け、ウクライナ軍の攻撃を撃退することに集中するならば、突破口を開く可能性は低い。しかし無能は大きな要因であり、少なくとも局地的には大きな影響を及ぼす可能性がある」と答えている。 「重要な変数の一つはロシア軍の損失だ。ロシア軍にとって実際にどの程度困難な状況なのかは明確には分かっていない」。ある時点でウラジーミル・プーチン露大統領は再び国民に不人気な動員をかけなければならないだろう。「この決断を遅らせることはロシア軍にとっては深刻な結果をもたらし、ウクライナ軍にとってはプラスになる」という。 地上部隊による反攻が大きな進展を見せない中、ウクライナ軍は13日、ミサイルと無人艇でクリミア半島セヴァストポリのロシア海軍揚陸艦、キロ型潜水艦、港湾インフラを攻撃。22日にもドローンとミサイルでセヴァストポリのロシア海軍黒海艦隊司令部を攻撃した。ミサイルには英仏提供のストームシャドウ(射程250キロメートル)が使用されたとみられる。 「ゼレンスキーには全土の解放以外の選択肢はない」 ウクライナ軍特殊作戦部隊によると、13日の揚陸艦攻撃で62人が死亡し、22日の黒海艦隊司令部への攻撃では艦隊司令官のヴィクトル・ソコロフ提督を含む34人の将校が死亡したという。「飛び道具」を使った攻撃には出撃・兵站拠点のクリミアを叩いて自軍の地上作戦を支援するとともに、黒海経由でのウクライナ穀物輸出ルートの安全を取り戻す狙いがある。 英戦略研究の第一人者、キングス・カレッジ・ロンドンのローレンス・フリードマン名誉教授は最新の有料ブログで読者の質問に答え、ウクライナの戦争目的について「ウォロディミル・ゼレンスキー大統領にはウクライナ全土の解放を目標に掲げる以外の選択肢はない。それが世論の要求だ。いずれにせよプーチンが約束を守るとは信じていない」と指摘している。 「ロシアがウクライナに『(国土の一部を占領されているという)新しい現実』」を受け入れるよう要求している限り、西側はウクライナを支援し続けるしかない。プーチンはドナルド・トランプ前米大統領が来年の米大統領選で返り咲くのを望んでいる。もしそうなればウクライナだけでなく、米国の同盟国も困惑し、米国内も混乱する恐れがある」 「トランプ氏は紛争を『1日で』終わらせると主張しているが、それは無理だ。彼はプーチンと話し合いたいだろう。プーチンはトランプ氏がゼレンスキー氏を完全に見捨て、自分の運を押し上げるのを期待する可能性がある。一方、ウクライナ軍はロシア軍崩壊に頼るわけにはいかない。長期戦の可能性が高いのであれば兵員や弾薬を節約しなければならない」 すべてはウクライナの決意を信じられるかだ 地雷原について、フリードマン名誉教授は「ロシア軍は地雷原や要塞を素早く構築することに長けているが、その長所を最大限に生かすには兵員や対戦車兵器、大砲などが必要だ。ウクライナ軍は前進しているが、遅々として進まない。より効果的に装甲車を使用するためにはこれまでに築いた侵入口をより広く安全にする必要がある」という。 ウクライナ軍は夏の反攻を開始した6月に大きな挫折を味わった後、大規模な機甲師団の電撃戦を放棄して、精密射撃に支援された小規模な歩兵突撃を使ってロシア軍の防御帯を破る作戦に切り替えた。米シンクタンク「戦争研究所(ISW)」は25日に「西側はウクライナの戦い方を疑うのではなく、受け入れる時だ」と題した報告書を発表している。 報告書によると、ロシア軍が数カ月にわたって防衛力を強化していたため、ウクライナ軍は大きな困難に直面した。西側の武器供与が遅れたこともあってロシア軍が防御帯を深化させる時間を与えてしまい、ウクライナ軍が昨年後半、北東部ハルキウ州、南部ヘルソン州ドニプロ川右岸の奪還に成功したのに続いて同年冬に反攻の第3段階を開始するのを妨げた。 ... Read more »

“暴行”で男逮捕 元同僚「何するかわからないから…」 全身に“アザ”死亡の女性 死因は不明

千葉県柏市で同居する女性を殴り、けがをさせたとして22歳の男が逮捕されました。その後、女性は亡くなっていますが、司法解剖の結果、女性の死因は「わからなかった」ということです。    ◇ 小松魁人容疑者(22) 「じゃあ2本目も開けさせてもらいます」 千葉県柏市のキャバクラ店で、慣れた手つきでシャンパンを開ける男、小松魁人容疑者・22歳。千葉県や茨城県で、ボーイなどの仕事をしていましたが、傷害の疑いで逮捕されました。 警察によりますと、小松容疑者は9月10日に同居する斎藤瑞希さん・24歳の顔などを複数回殴り、けがをさせた疑いがもたれています。 斎藤さんは2週間ほどが経った23日に自宅マンションで発見され、搬送先の病院で死亡が確認されました。全身にはアザなどがあったということです。 25日夜、司法解剖の結果が明らかになりましたが、死因は「わからなかった」ということです。 調べに対し、斎藤さんを殴った傷害の容疑を認めているという小松容疑者。斎藤さんに対して、約20分にわたり暴行を加えていたとみられるということです。    ◇ 小松容疑者はどのような人物なのか。小松容疑者が以前、勤務していた店の関係者は… ――店内でもトラブルを起こしていた? 小松容疑者が以前勤務していた店の関係者 「店内ではやらないですね、外でですね。女の子に嫌がらせをしてるとか、そういった内容で。お店にも警察が来ちゃうということだったりとか、ちょっと営業に差し支えが出てくるので(店を)やめてほしいということで」 元同僚の女性は、「怖い印象があった」と話します。 小松容疑者の元同僚 「最初は優しいなと思っていたんですけど、いつスイッチが入るかわからない。急に言葉が豹変したりするので、私は仲良くしようとは思わなかった」 職場で同僚とトラブルになったこともあるといいます。 小松容疑者の元同僚 「感情的になっちゃってたから、それでけんかになっちゃったり。何するかわからないから、あんまり関わらないようにしなと言われていました」 これまでに警察には、小松容疑者と斎藤さんとの間のトラブルの相談は寄せられていないということです。警察は、斎藤さんが死亡した詳しい経緯を調べています。 Read more »

「ポケモンSV」チヲハウハネ&テツノドクガが出現するイベントテラレイド開始! 9月25日まで

【イベントテラレイドバトル】 開催期間:9月22日9時~9月25日8時59分 「ポケモンSV」チヲハウハネ&テツノドクガが出現するイベントテラレイド開始! 9月25日まで ポケモンは、Nintendo Switch用RPG「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」において、「★5チヲハウハネ」と「★5テツノドクガ」が出現するイベントテラレイドバトルを9月22日9時より9月25日8時59分まで開催している。 今回のイベントテラレイドバトルでは期間中、★5のテラレイドバトルの結晶から様々なテラスタイプの「★5チヲハウハネ(ポケットモンスター スカーレット)」と「★5テツノドクガ(ポケットモンスター バイオレット)」が出現する。 イベントテラレイドバトルに挑戦する際の注意事項 イベントテラレイドバトルで遊ぶには最新情報を受け取る必要があり、「ポケポータル」→「ふしぎなおくりもの」→「ポケポータルニュースを 受け取る」から最新情報を受け取れる。Nintendo Switch Online(有料)への加入は不要。なお、インターネット通信を用いて他のトレーナーとテラレイドバトルをするには、Nintendo Switch Online(有料)への加入が必要となる。 (C)2022 Pokemon. (C)1995-2022 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc. Read more »

【王座戦】藤井竜王勝って史上初8冠王手だ 27日に永瀬王座と第3局

将棋の最年少7冠、藤井聡太竜王(名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=21)が全8冠制覇を目指して永瀬拓矢王座(31)に挑戦する、将棋の第71期王座戦5番勝負第3局が27日、名古屋市の「名古屋マリオットアソシアホテル」で行われる。シリーズの対戦成績は1勝1敗のタイ。藤井が連勝すれば、史上初の全8冠制覇へあと1勝に迫る。王座5連覇を目指す永瀬が今回防衛すれば、王座の永世称号である「名誉王座」の資格を獲得する。シリーズの流れを大きく左右する注目の大一番が始まる。 対局前日となった26日夕、両者は対局場となるホテルで、使用する盤や駒、照明の明るさをなど確認する「検分」を行った。両者ともスーツ姿で落ち着いた様子だった。 両者のタイトル戦での対戦は22年の棋聖戦5番勝負以来で、その時は藤井が開幕局を落としたものの、その後3連勝して棋聖を防衛した。「軍曹」の異名を持ち、10歳年上の永瀬とは17年からVS(ブイエス=1対1の練習対局)を行う研究パートナーだ。お互いの手の内は知り尽くしている。 今シリーズはともに後手番で1勝ずつ挙げており、第3局を制した方が、タイトル獲得に大きく近づく。過去の対戦成績は藤井の12勝6敗。ダブルスコアだが、王座戦では2局とも150手を超える激闘が続いてる。第2局はお互いに入玉して、200手を超える乱戦になったが、藤井が鮮やかに寄せきった。214手は藤井のタイトル戦の最長手数だった。 第2局を終え、藤井は「改めて3番勝負という形になるので、気持ちを切り替えて臨みたい」。永瀬は「精いっぱい頑張りたい」。羽生善治九段(52)が96年に当時7つあったタイトルを独占したが、17年に新たなタイトル「叡王」が加わったため、8冠を独占すれば歴史的な快挙となる。【松浦隆司】 名古屋市内のホテルで前日検分を行った藤井聡太7冠(日本将棋連盟提供) Read more »

死亡と発表のロシア司令官が会議出席

 タス通信によるとロシア国防省の26日の会議に、ウクライナ軍が黒海艦隊司令部への攻撃で死亡したと発表したソコロフ司令官がオンラインで出席した。同省が会議の映像を公開した。(共同) Read more »

RGBに発光する「ゲーミング箸」で遊んでいたら、ほしくなってしまった

箸が光ってるーーー!!! 箸が光ってなぜ嬉しい?  先日、上海問屋が、上に載せた物が光るコースターを販売しているという内容の記事を掲載しましたが、またしても、上海問屋が謎の物を光らせている商品を発見したので紹介します。  それは、箸です。「え? 箸? 上海問屋ってデジタル周辺機器じゃないの?」って思いますよね。  光る箸は、デジタル周辺機器に違いありません。なぜなら、食べることは体と頭を動かすために必要なこと=仕事に必要なこと=パソコンを使う=デジタルであり、光る=ゲーミング=デジタルだからです。つまり、光る箸はデジタル周辺機器と考えて間違いないということです。まあ、細かいことは気にしないようにします。 光ってるなー  その名も「光るゲーミング箸改 DN-916212」です! この箸は一見すると、黒い軸から透明の軸が伸びた少し大きめの箸です。しかし、黒い部分は、バッテリーとボタン、LEDが仕込まれている発光装置なのです。そこから出た光を透明の部分が受けて、RGBに光り輝くという製品です。 黒い部分にボタンが仕込まれていて、ここを押すことでオン、オフを切り替えます  改の名を持つということは、初代があって、何かが改良されているということになります。改良ポイントは箸の大きさを使いやすいサイズに変更して、発光のパターンを追加したということです。……なんかよくわからないけど、これ以前にもゲーミング箸があって、これは、それよりも、もっとよいということですね。  「いや、箸を光らせてどうするのよ?」って感じですか? 箸を光らせるメリットはあると思います。暗い部屋でも、食べ物がよく見えるようになるということです。「暗い部屋で食べ物を食べることなんて、ある?」と思いますよね。あるんです。それは、部屋を暗くしてゲームやコンテンツに集中しつつも、何かを食べたいと思っているときです。  または、動画配信者の方が使うのにも最適ではないでしょうか? いや、最適かどうかはわかりませんが、何かスナックなどをつまみながら話す様子を配信する際に、箸が光っていたら、見る方としても面白いのではないでしょうか。  そう考えると、この箸は、本物の、正真正銘のデジタル周辺機器ということになってきます。 片方ずつ違う色に光らせて遊んでみるのもアリです  発光パターンはレッド、イエロー、ブルー、グリーン、パープル、ホワイト、ミント、ピンク、オレンジの9色です。さらに、点滅するモード、グラデーションのように色を自動的に切り替えていくモードも搭載しています。  さらには、箸の部分を取り外して、単体で洗浄することもできるのです。本気で使うことを考えて作られていますよね。食品衛生法の基準にも適合しているそうです。マジかよ。  気になる価格は……なんと780円! これは……どうですか! 安価と言っていいでしょう! 買いたくなりますよね! ■関連サイト Read more »

女児にわいせつ容疑で都立高校生逮捕 別の事件にも関与か

警視庁=東京都千代田区 女児にわいせつな行為をしたとして、警視庁深川署は不同意わいせつの疑いで、東京都立高校3年の男子生徒(17)=東京都江東区=を逮捕した。別の不同意わいせつ事件や盗撮事件にも関与しているとみて追及する。 逮捕容疑は7月28日夕、江東区内の路上で、徒歩で帰宅中だった小学校中学年の女子児童に背後から近づき、体を触ったとしている。周辺の防犯カメラには男子生徒が約3分間にわたって女児の後をつける様子が撮影されていた。 深川署によると、男子生徒のスマートフォンからは通学する高校など約10件で盗撮したとみられる静止画と動画が見つかったほか、8月中旬にも区内の商業施設で別の女児にわいせつな行為をしたとみられ、捜査を進めている。 Read more »

借金6000万超の漁師系YouTuber、過酷な企画により気絶 「嗚咽がでたら休んだほうがいい」

借金6000万超の漁師系YouTuber、過酷な企画により気絶 「嗚咽がでたら休んだほうがいい」 2023年9月9日、素潜り漁師マサルが自身のチャンネルを更新。過労で気絶に至った経緯について語った。 マサルは、2023年1月22日に水産工場をオープン。だが、当初の予定が変更になり建設費用が1億円に。「借金6000万+母親から借金250万」という状況で、「8月は“バズらなければ会社が倒産する“やばい状況だった」と明かした。その後、毎日投稿に加え「1ヶ月漁師生活」という企画を行うことを宣言。だが、あまりにも過酷な撮影と編集の日々を送っていたことが原因で、2023年8月20日に過労で気絶してしまった。今回は、その一連の出来事の背景について語った。水産工場に必要な4400万円の機材を購入し、無一文になったマサル。会社が潰れそうな状況がきっかけで、「1ヶ月漁師生活」を開始した。 だが、長時間の撮影や編集に追われ、嗚咽が止まらない、冷や汗、寝れなくなるといった症状がで始めたという。気絶したのは、母親と会話をしていたときだった。急に立ち上がって、受け身も取らずに泡を吹いて倒れてしまったと振り返る。その気絶が原因で、ぎっくり腰になり、背骨が欠けてしまった。現在は食事に気を使ったり、ストレッチや瞑想を行ったりなど、健康を意識した生活を行っている。「努力すれば不可能はないと思ってやってきたけど、嗚咽がでたらみんな休んだほうがいい」と視聴者に訴えた。 (文=リアルサウンド編集部) Read more »

東海地方 あすにかけて警報級の大雨のおそれ

東海地方 あすにかけて警報級の大雨のおそれ 東海地方には、日本のはるか東に中心を持つ 高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気が流れ込んでいます。 また、上空約6000メートルには、 氷点下6度以下の寒気が流れ込んでいるため、 大気の状態が非常に不安定となっています。 このため、雷を伴った激しい雨が降り、 愛知県では警報級の大雨となっている所があります。 三重県でも雨雲が予想より発達した場合や停滞した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。 大気の非常に不安定な状態は、あす(火)夜遅くにかけて続く見込みです。 [雨の予想] きょう(月)予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、 愛知県 50ミリ 岐阜県 40ミリ 三重県 50ミリ 静岡県 30ミリ あす(火)予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、 愛知県 50ミリ 岐阜県 30ミリ 三重県 50ミリ 静岡県 30ミリ きょう(月)午後6時~あす(火)午後6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、 ... Read more »

奥菜恵に続き、中谷美紀が過去の病気を告白…今も向き合い続ける「機能性低血糖症」とは

奥菜恵に続き、中谷美紀が過去の病気を告白…今も向き合い続ける「機能性低血糖症」とは 9月1日、女優の奥菜恵が「尋常性白斑(はくはん)」に罹っていることを公表した。3日の投稿では《進行形の病気なのでいつまで表に立っていられるかも正直分かりません。》と吐露し、応援のメッセージが多く寄せられた。 そんななか、同じく女優の中谷美紀も、SNSで持病を告白。中谷は4日までに、自身のInstagramを更新し、《2010年に機能性低血糖症と診断されて以来、糖質制限を続けており、お砂糖を断つことはもちろん、食事もGI値の低い食品を選択》していると明かした。24時間、血糖値を観察できるセンサーを身につけているのだという。 「中谷さんは、2022年3月、Instagram上で『血糖調節異常』により、医師の指導を受けていることを告白しています。今回の投稿では、血糖値を観察するセンサーにより、これまで問題がないと考えていた玄米や十割蕎麦なども血糖値をあげてしまうことがわかったと綴っています」(週刊誌記者) では、「機能性低血糖症」とはどのような病気なのか。五良会クリニック白金高輪の五藤良将理事長が解説する。 「機能性低血糖症は、食後や空腹時に血糖値が一時的に低下する状態を指します。この低血糖は、糖尿病の治療中に見られる低血糖とは異なり、特定の疾患や治療によるものではないことが特徴です。 原因は多岐にわたり、食事の質や量、遺伝、ホルモンの異常によるもの、さらには飲酒や過度な運動など、さまざまな要因があげられます。 症状は、低血糖時に手の震え、冷汗、めまい、動悸、頭痛、意識の混濁などが現れることがあります」 低血糖時には集中力が低下、散漫になることがあり、仕事や学業に影響が出る可能性もある。運転中や危険な作業中に急に生じた場合は、事故を引き起こすリスクがあると五藤理事長は続ける。 「低血糖症状は、発汗、動悸、悪夢などの不快な症状があり、ストレスや不安を感じることが多くなります。低血糖の原因となるインスリノーマなどの疾患が隠れていることがあり、注意が必要です。 繰り返し低血糖の症状を感じる場合は、医師や専門家に相談することが重要です。詳しい原因や適切な治療・管理法を知ることで、生活の質を向上させることができます」 中谷も、常に自分の「生活の質」と向き合っているということだろう。 Read more »

日産が新型「全長5m超え”高級”SUV」発表! 豪華内装&約300馬力V6採用! インフィニティ新「QX60」730万円から米に登場

全長5m超え“高級SUV”「QX60」に新モデル登場  2023年9月7日、日産が海外で展開する高級ブランド「インフィニティ」は、米国で「QX60」の新たな2024年モデルを発表・発売しました。 内装が豪華すぎ!…インフィニティ”高級3列SUV”「QX60」 内装が豪華すぎ!…インフィニティ”高級3列SUV”「QX60」  QX60は全長5mを超える大型の3列シートSUV。2011年に「JX」として登場。2013年にQX60に名前を変え、現在販売されるのは2021年に登場した2代目です。 【画像】豪華内装&迫力スタイルがカッコイイ! インフィニティ新型「QX60」を画像で見る(25枚)  ボディサイズは、全長5034mm×全幅2184mm×全高1770mm、ホイールベースは2901mmと、日本で販売されているクルマで言えば、トヨタ「ランドクルーザー」よりもやや大きいサイズ感です。乗車定員は最大7人(一部6人)乗りとなっています。  エクステリアは、大柄なボディながら流麗で、引き締まった印象のデザイン。他のQXシリーズと同様、都会的な高級感の高い仕上がりです。  インテリアは、インフィニティらしい上質なデザイン。3列シートまでしっかりスペースが確保されています。  パワートレインには、最高出力295馬力・最大トルク270lb-ftを発揮する3.5リッター V型6気筒エンジン。これに組み合わせるトランスミッションは、9速ATです。燃費は最大26mpg(11km/L)を実現しています。  今回発表されたQX60の2024年モデルは、「PURE」「LUXE」「SENSORY」「AUTOGRAPH」の4グレードを設定。  全グレードで、統合メンテナンス プログラム「INFINITI Premium Care」が追加されており、最高評価の顧客サービスを提供するという高級ブランドの伝統に基づいて、最大3年間または3万マイル(いずれか早い方)のオイル交換、タイヤ交換、点検などを無料で実施します。  価格は、ベースグレードとなる「PURE」が4万9650ドル(約730万円)から、最上級グレードとなる「AUTOGRAPH(AWD)」が6万6100ドル(約972万円)までです。 Read more »

入浴中の女性をスマホで…盗撮で医師の男(28)逮捕 ホテルの貸し切り露天風呂で 栃木・那須塩原市

入浴中の女性をスマホで…盗撮で医師の男(28)逮捕 ホテルの貸し切り露天風呂で 栃木・那須塩原市 栃木県のホテルで、医師の男が露天風呂に入浴していた女性の裸をスマートフォンで撮影した疑いで逮捕された。 医師の衛藤悠容疑者(28)は9日夕方、那須塩原市のホテルの貸し切り露天風呂で、スマートフォンを使って仕切りの上から入浴中の女性の裸を撮影した疑いがもたれている。 警察によると、被害女性が撮影されたことに気付き、衛藤容疑者の犯行が発覚したもので、ホテルの従業員が警察に通報したという。 衛藤容疑者はこのホテルに泊まっていたが、女性と面識はなく、警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めている。 Read more »

“スーパークレイジー君”西本誠容疑者 議員辞職勧告決議案を全会一致で可決 宮崎市議会

スーパークレイジー君に議員辞職勧告です。 宮崎市議会は今月6日、知人女性に対する不同意性交等致傷の疑いで逮捕されたスーパークレイジー君として知られる市議の西本誠容疑者(37)の議員辞職勧告決議案を、きょう全会一致で可決しました。 一方、西本容疑者は弁護士の接見に対し、知人女性との性的関係や暴行などについて否定しています。 Read more »

ノブコブ吉村“唯一共演NG”の女性アイドルと再会も…「お互いのために出ない方がいいんじゃないか」

平成ノブシコブシの吉村崇  お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」の吉村崇(43)が11日までに更新されたYouTubeチャンネル「しくじり先生 俺みたいになるな!!【公式】」に出演。「唯一共演NG」という、女性アイドルグループと、因縁の再会を果たした。  この日のゲストは「櫻坂46」の井上梨名、大園玲、武元唯衣、山崎天。「ラジオスターになりたい!」とし「オードリー」若林正恭、「ハライチ」の澤部佑、「アルコ&ピース」らに技術を学ぶ企画を行った。  すると、ここで吉村は「そもそも因縁があるからね?お互いのために、一緒に出ない方がいいんじゃないかって」とメンバーに噛みつく。「欅坂46」時代にバラエティーで共演した際、リアクションがうすく、さらに全然発言しようとしない姿に“唯一共演NG”を叩きつけたという。  武元が「今は櫻坂になってまた別ですから!」と釈明するも、吉村は「でも、俺はラジオやってないのに“ラジオスターの皆さんが”って俺を抜いて話したよね?そっちからやってきたっていうのは伝えとくから!」と“バチバチ”のやり取りで、共演者を笑わせていた。 Read more »

橋下徹氏「国際社会的にジャニーズという名前の維持は許されない」事務所名称変更問題に持論

橋下徹氏  元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が10日、フジテレビ系「日曜報道THE PRIME」で、ジャニーズ事務所の問題に言及。取り沙汰されている社名変更問題について「国際社会的にはジャニーズという名前の維持は許されない」と指摘した。  番組ラストでジャニーズ問題に言及した橋下氏は「旧統一教会でも、大学のクラブの問題でも団体になにかあったときは、個別具体的に対応していくべきであって、連帯責任は嫌」と前置きし、今回のジャニーズ事務所の問題についても「連帯責任は嫌なので、今活躍しているタレントさんは活躍する場は必要だと思う」とした。  だが社名の変更については「変更の余地は残したみたいですけど、ファンに支えられているという事があったとしても、国際社会的にはジャニーズという名前の維持は許されないと思うし、グローバルな企業の株主も許さない」と指摘。「民間企業の再生、原理原則から言えば、こういう場合は社名を変える」とも語った。  そして「テレビ業界はジャニーズ事務所との関係があるので、事情があると思うが、日本社会を変える視点でテレビ局も考えて欲しい」とも話していた。 Read more »

元セクゾ・マリウス葉さんの母 藤島ジュリー景子氏との関係言及 「言葉を交わした事も連絡先も知らない」

燁明さんインスタグラム(@eri_dance_stretch)から  昨年末にSexy Zoneから脱退し、芸能界を引退したマリウス葉さん(23)の母で、元宝塚の男役・燁明さん(60)が11日までに自身のブログを更新。ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子氏と親交があるのでは?という噂を否定した。  燁さんは現在ドイツ・ハイデルベルクに暮らし、ダンス・ストレッチ講師などを務めている。マリウス葉さんは昨年末の「ジャニーズカウントダウン」をもって芸能界を引退し、現在は一般人として生活している。  還暦旅行として、フランスやスペインをめぐっていたという燁さんは、ジャニーズ事務所が今月7日に開いた会見も見られる状況ではなかったといい「長々と会見もあったそうですね!見れてないし、見てないのでさっぱり分からないですが!苦笑」と前置きした上で、5日付でジャニーズ事務所社長を退任した藤島ジュリー景子氏について「ジュリーさんが会社の取引役!謝罪のツイートで初めてお顔を拝見致しました!こんなお顔だったのですね!なんせ会った事も言葉を交わした事も連絡先も知らないので!取締役のジュリーさんの経営の力でこれからどうなるのか?私達はだまーて応援するしかないような!笑」とつづった。  さらに、「以前生徒から先生はジャニーズのジュリーさんと仲良いんですよね?って聞かれた事があり え???全然知らんけど?何で?って聞いたら Twitterで先生とジュリーさんは知り合いだからマリウス君がとてもいい卒業できた?ってどこかで読みました!って」。ジュリー氏と知り合いなのではと直球で質問されたことがあるという。  「まーそうなの?ごめんなさいね、一度もお会いした事ないし ご挨拶もした事ないし 連絡先も知らないけど?マリウスがどんな卒業の仕方とか私とは全然関係ないでしょ~!と生徒に伝えました!」とし、ジュリー氏とはまったく面識がないことを強調した。 Read more »

巨人・菅野智之とヤクルト・小川泰弘がNPBとの事務折衝に出席 「投げ抹消」の救済など訴える

NPBとプロ野球選手会の事務折衝に出席した(左から)ヤクルト・小川泰弘投手、巨人・菅野智之投手、森忠仁選手会事務局長  NPBと日本プロ野球選手会の事務折衝が11日、都内で行われ、巨人の菅野智之選手会長とヤクルトの小川泰弘選手会長が出席した。  選手会側は通常、森忠仁事務局長ら事務方が出席しており、選手自身が直接交渉の場に立つのは異例。両選手会長は、主にFA権取得における「投げ抹消」の救済などについて、現場の意見を訴えた。  選手会側は、先発当日に出場選手登録され、翌日に抹消される「投げ抹消」の選手に対し、特例として登録日数を加算するよう求めてきた。前回の折衝では「30日以内に再び登板した場合、7日を加算」の案を提示。今回は「15日以内」に歩み寄った形で交渉を進めた。  折衝後、取材に応じた菅野は「先発ピッチャーの価値というものをもうちょっと高めてもらえるように。もちろん軽視されているとかはまったく思っていないですけど、投げて抹消でなかなか日数が稼げないという選手が少なくない現状があるので、その日数を優遇してもらえるように、歩み寄ってもらえるように、話し合いができたんじゃないかなと思います」と話した。  また、小川は「実際にチームで奥川(恭伸)投手が経験していますし、そこのヒヤリングをして、選手の思い、これからの若い選手の将来のために少しでも先発ピッチャーの価値というか、権利を得られるように伝えさせていただきました」と、202年年は中10日以上の登板が多かった後輩の例をあげて改善を求めた。 Read more »
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