韓国、ロシアによる北朝鮮製ロケット砲使用の可能性を分析－報道

A North Korean flag flies at the Embassy of North Korea compound in Kuala Lumpur, Malaysia, on Saturday, March 20, 2021. Kim Jong Un’s regime cut off diplomatic relations with Malaysia, accusing it of a “super-large hostile act” after its top court ruled a North Korean man can be extradited to the U.S. face money-laundering charges.

（ブルームバーグ）： 韓国の国家情報院は、ロシアがウクライナへの攻撃で北朝鮮製の多連装ロケット砲を使用した可能性について綿密に分析している。聯合ニュースが同院からの情報として報じた。

　　それによると、ロシアが攻撃に使った武器の中に、北朝鮮が1970年代に生産した122ミリ放射砲（多連装ロケット砲）が含まれたことを示す状況証拠があるという。

　　米国は、北朝鮮が最新ミサイルの一部をロシアに提供したと主張している。ロシアはそれと引き換えに武器や現金、物資を金正恩指導部に提供し、制裁に苦しむ北朝鮮経済を支援しているとされる。

　　国家情報院は１月、イスラム組織ハマスの戦闘員が北朝鮮で製造されたＦ－７ロケット弾発射機をイスラエルとの戦闘で使用したことを示すため北朝鮮製ロケット弾の部品の写真を公開した。

韓国、ハマスが北朝鮮の武器をイスラエルとの戦争で使用したこと確認

原題：Seoul Says Russia May Have Used N.Korean Rocket Launcher: Yonhap（抜粋）

More stories like this are available on bloomberg.com

©2024 Bloomberg L.P.